大阪から長崎県の離島である壱岐島へ移住して2年が経つ田口家。
長女のれいなさんはこの春、壱岐市内で2番目に生徒数が少ない小学校から市内で1番生徒数が多い中学校へ入学しました。全生徒約30名から10倍の300名超の学校は、彼女の目にどう映るのでしょうか? 彼女が驚いたことベスト3をご紹介します!
3位、教室が狭い
小学校では5年生3名、6年生6名の複式クラスだったため、1つの教室を9人で使っていたのが 30人で使うことになって狭く感じるんだそうです。今まで自然にソーシャルディスタンスが出来ていたんだなーと感じます。
2位、うるさい
人数が多く、おしゃべりしだすと大音量になってしまうそうです。今まではせいぜい2,3グループ に分かれてしゃべっていたので気になったことがないそうですが、今はいくつものグループに分かれて 色んなところでしゃべりだすので、びっくりするくらいうるさいんだそうです。私は大阪で育ったのですが、先生を待っている時とか、自習の時とか、みんながしゃべり出したらうるさかったですもんねー。先生からよく「うるさーい!!」と怒鳴られていたのを思い出します。
1位、先生多い
生徒も多ければ先生も多い。 入学式の教師紹介の際にも講堂の端から端までずらーっと並んだ先生方は、約40名。自己紹介の際に、名前と担当を言うだけで10分もかかります。 小学校のときは10名程度で全員の先生と話したことがあり、お互いの名前や性格までわかっているという状況から一転、名前を覚えていない先生がいるそうです。
同級生のお母さんの中には「子どもを大都会に出すような気持ち」と心配している方もいたとのこと。無理もありません。同じ島内で育った子がほとんどなのに、「中学校に行ったら色んな子がいるからねー」と子どもに言って聞かせていたとか。普通に考えると、大学進学時に家を出るときにいう セリフですね。
大阪の小学校に通っていたれいなさんは人数が多いクラスも経験しているので、すぐに慣れて楽しそうに通っています。
小学校の同級生たちも、戸惑いはあると思いますがそれぞれ新しいお友達を作ったり、クラブ活動で先輩と関わったりと、新しい出会いの中で頑張って中学校生活を送っているようです。親の心配をよそに状況の違いにもすぐに慣れて楽しんでいる子どもたち、とてもたくましいです。
さて新生活は始まったばかり、島ではどんな中学校生活が待っているのかこれからも楽しみです!!