青果店なのに野菜が売ってない!?戦前から受け継がれている伝統の青果店!【秋田県湯沢市】

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今回はJR湯沢駅からすぐのサンロード商店街に入って右手にある「高市青果店」というお店を取材してきました。私は生まれてから今までずっとこの湯沢に住んでいるのですが、このお店に何度も来たことがあります。私が生まれた時からある「高市青果店」の魅力を深く知りたいと思ったので、店主の高橋伸吾さんにご協力して頂きこのお店を取材することにしました。

戦前から受け継がれている「高市青果店」!青果店なので、野菜や果物が売っているのかと思いますが、ここのお店はいもてん、バナナてん、大判焼きなどが売っていて、野菜や果物は売っていません!メニューは10種類以上あり、夏になるとかき氷やソフトクリームを夏季限定で売っています。なんと、ソフトクリームが冷凍されていて、持ち帰ることも出来ます!

店主の高橋さんはこのお店を受け継いで3代目なんだそうです。そして、なんといってもこの「高市青果店」は戦前からやっていて、このような揚げ物を始めたのは戦後で、オランダ焼きなどは始めてから40年ほど経つそうです。

取材をしている時にもお客さんが次々とやってくる、とても地元の方々に親しまれているお店です。

高橋さんのおすすめは「お好み焼きたい焼き」という商品だそうです。見た目はたい焼きですが、中身はお好み焼きが入っている食べ物で、ほんのり甘いたい焼きの皮がお好み焼きの味にとても合います。人気商品なのでたべたい方はお早めに!180円で少し高いですが、お金をだしても、後悔しない美味しさです!

また、オランダ焼きもオススメです!中にはハムとマヨネーズが入っていて、誰もが美味しいという組み合わせになっています。ところでなぜ、オランダ焼きという名前がついているのか知っていますか?中に入っているハムがオランダにある風車に似ていることから〝オランダ焼き〟と言われるようになったそうです。

また、土、日曜日にはインド焼きというものが売られてあり、中にはピリッとしたカレーがはいっています。

最初の頃は赤字が続きとても苦しかったそうです。でも、お客さんが美味しいと言って自分の作っている商品を食べてくださっていることがとても励みになったそうです。また、自分の代で終わらせずに次の代へと継承させていくことを大切にしているそうです。

昔ながらの味があるお店なのですが、高齢者だけではなく、高校生も放課後に足を運んでしまうような地元のみんなに愛されているお店です!

取材後にソフトクリームを無料でくれたサービス精神満載の高橋さんでした✨️

湯沢に来た際にはぜひ「高市青果店」に足を運んでみてください✨また、東京や仙台にもイベントで行くことがあるそうなので、見かけたらぜひ食べてみてください!

高市青果店

〒012-0827秋田県湯沢市表町1丁目1-28

西村 朋音さんの投稿

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秋田県湯沢市

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湯沢翔北高校&ローカリティ!スクール

「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、秋田県湯沢翔北高校の生徒を対象に、卒業生の小河原萌さんが卒業課題としてワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな湯沢の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

その土地に、何か想いを持てば、
そこはあなたの大切なふるさとになります。

生徒さんのフレッシュな視点で綴られた、地元愛爆発の素敵な記事をご紹介します!

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