皆さんは、「年明けうどん」をご存知ですか?
年明けうどんは、さぬきうどん振興協議会などが2009年頃より新たな麺食行事の普及を目的に提唱し、全国へ広がりを見せています。
古来より長寿の縁起物とされてきたうどんを年の初めに食べて、健康長寿を願います。
また、赤い物をトッピングして食べる事も提唱されています。
秋田県湯沢市には日本三大うどんの一つ、稲庭うどんがあります。湯沢市に住んでいる私は、お正月に稲庭うどんの「年明けうどん」を食べて、1年を健康に過ごせるように願いました。
稲庭うどんは、1665(寛文5)年より約350年の歴史を数えます。昭和40年代までは一子相伝で製造技術が受け継がれてきました。宗家の佐藤養助商店7代目が製造技術を公開してから今日の地場産業に至ります。
年明けうどんを食べる期間は、元旦から1月15日までとされています。まだ食べていないという方は、縁起物の年明けうどんを食べて1年を健康に過ごしましょう。