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コロナ禍で流行した2拠点生活という言葉
自然豊かな屋久島を、その選択肢に加えてみてはいかがですか?
世界自然遺産の島として登録された屋久島。九州最高峰の宮之浦岳(みやのうらだけ)や、1日2回の干潮時の前後約2時間だけ入浴できる平内海中温泉など、豊かな自然はもちろんですが、島の住民との交流も魅力の一つです。
「出身は屋久島」と、誇れる魅力の数々
屋久島は、山、海、森、人、全て揃っています。世界中を旅した移住者が良いところをいっぱい語ってくれて、地元の方が教わることも多数あります。
私自身、移住者の言葉から島の魅力を再発見しました。以前は、出身地を鹿児島と言っていましたが、今では堂々と「出身地は屋久島です」と言ってます。
ずっと昔から取り組んできた2拠点生活
現在2拠点生活が注目されていますが、移住者と多くの関わりを持つ筆者のような離島の人間からすれば、「今更」という感覚です。
筆者は、毎年2月、3月、9月に大学生ボランティアと契約して、平内地区の農家に8日間は無償の農園手伝い、2日間を観光という事業を実施。2拠点生活のきっかけづくりをしていて、参加人数は今まで100名以上にも及びます。先日、過去に事業に参加した人たちが集まって、「筆者を囲む会」を行なってくれました。
ボランティアに参加した方々が自ら旅費や宿泊費を支払って、全国から私に会いに来てくれたことに、とても感動しました。
「里めぐりツアー」で、ディープな屋久島を知る
屋久島では2拠点生活や移住のきっかけづくりとして、島をもっと深く知りたいという方のために、「里めぐり」ツアーを実施しています。
26の集落を地元の語り部ガイドさんの案内で巡り、各集落の歴史や自然などさまざまな魅力を紹介します。
筆者もガイドで参加していますが、私は、ポンカン、タンカン、島バナナと豊富な果物が食べられるこの屋久島を「フルーツアイランドにしたい」など、あえて将来の夢を語り、参加者との共有を目的にしています。
このように自然や人の魅力が満載の屋久島で、地元住民とのつながりを感じながらの2拠点生活を、ぜひ楽しんでもらいたいです。
- 筆者の経営する店舗・農園ホームページ
- yakushima-w.com
渡邉 浩さんの投稿