「地方だからこそ、新しい技術を取り入れられる」 「愛媛WEBフォーラム」が7年ぶりに開催。楽天・Yahoo!等が松山に集結【愛媛県松山市】

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ECやWebの第一線で活動する企業や実務家が集結する「第5回愛媛WEBフォーラム2026」が、2026年10月7日、松山市のテクノプラザ愛媛で開催される。7年ぶりの開催となる今回は、「AI時代における売れる仕組みの最前線」をテーマに、楽天グループ、LINEヤフー、オイシックスなどの専門家が講義を行う。

このイベントを主催するのは、株式会社クロスコミュニケーションズとヤマトグループだ。クロスコミュニケーションズは、2010年に愛媛で創業して以来、長年愛媛を拠点にECやWebの事業を続けてきた。代表の山口智忠(やまぐち・ともただ)さんは、愛媛の可能性をこう語る。

「地方だからこそ、新しい技術を取り入れることができる。愛媛の企業のポテンシャルは非常に高い」

なぜ今、インターネットビジネスの企業や実務家が愛媛に集まるのかを取材した。

地域に根ざしながら全国に挑戦する経営者同士が繋がり、シナジーを生み出す場を作りたい

インターネットビジネスというと、東京や大阪など大都市圏が有利なイメージがあるが、なぜいま愛媛でこのイベントを開催するのだろう。

山口代表は、愛媛の可能性と課題を指摘する。

「愛媛には、素晴らしい技術や商品、熱い思いをもった企業や経営者が数多くいます。しかし、東京などの大都市圏と、情報の格差や他業種との出会いの不足といった課題がある」

つまり、山口代表は、愛媛のビジネスには価値がないのではなく、その価値を発揮する条件が整っていないだけだと言っているのだ。

「愛媛という地でイベントを開催することで、地域に根ざしながらも全国を見据えて挑戦する経営者同士がリアルにつながり、新しいシナジーを生み出す場を作りたい。地方からでも大きなビジネスを起こせる、そんな気運をここ愛媛から高めていきたい」

山口代表はそう何度もくりかえす。

愛媛を拠点に全国、そして世界を相手に面白い仕事ができることを証明したい

山口代表はなぜ愛媛にこだわり事業をしているのか。その質問に彼はこう答える。

「私自身が松前町の出身で、この地域への深い愛着があることが一番の理由です。長くこの地でEC制作などの事業を営んできましたが、地元の方々に育てていただいた恩返しをしたいという気持ちや、愛媛を拠点にしながらでも全国、そして世界を相手に面白い仕事ができるんだということを証明し続けたいという思いがあります。地方だからこそできる独自の強みを生かしたビジネスモデルを、ここ愛媛から発信し続けたいと考えています」

7年ぶりに、全国のプレイヤーを愛媛へ

愛媛WEBフォーラムは2016年に始まり、地域企業のWebやEC活用のレベル向上、県内IT企業同士の連携や情報共有などを目的として開催されてきた。

2026年、7年ぶりに開催される今回のテーマは「売れるEC」と「売れないEC」の違い。

楽天グループ株式会社、LINEヤフー株式会社、オイシックス株式会社、GMOメイクショップ株式会社をはじめ、EC、マーケティング、物流、決済、法務など各分野の企業や専門家が松山に集まる。

午前には「“売れるEC”と“売れないEC”の違いとは?」をテーマとしたトークイベントを開催。午後には、ECサイト、モール、マーケティング、物流、海外市場などについて分科会が開かれる。生成AIについても扱われる。

最後にメッセージを聞くと山口代表は、以下のように答えてくれた。

「​地域という枠を超えて、志の高い仲間や新しいビジネスパートナーと出会いたい方、

​自社の強みをより効果的に発信し、ECやデジタル戦略を活用して成長していきたいと考えている方、一人での経営に限界や孤独を感じており、同じように挑戦し続ける経営者仲間と刺激を与え合いたい方にぜひ参加してほしい」

「日々の業務に追われていると、どうしても視野が狭くなりがちですが、一歩外に出て新しい空気に触れることで、未来の突破口が見えてくることはたくさんあります。

このイベントは、単なる名刺交換の場ではなく、本気で事業に向き合い、次の未来を切り開く仲間と出会うための場所です。ぜひ、熱い思いを持ってご参加ください。当日、会場でお会いできるのを心から楽しみにしています」

開催概要

イベント名:第5回 愛媛WEBフォーラム2026
開催日:2026年10月7日(水)
会場:テクノプラザ愛媛
愛媛県松山市久米窪田町337-1
参加費:セミナー無料(事前申込制)※ランチ交流会1,000円
公式サイト:https://ehime-webforum.com/

中野宏一

中野宏一

ローカリティ!編集長、運営会社の株式会社イーストタイムズ 代表取締役CEO。2015年くらいから住民参加型ニュースサイトを運営している。ローカリティ!では、発行人兼編集主幹→編集長に。

秋田県湯沢市(出生地)、東京都新宿区(幼少期)、埼玉県所沢市(小学校)、アメリカサンディエゴ(小学校)、東京都荒川区(中高)、東京都文京区(大学・大学院)、仙台、和歌山。そしてローカリティ!で訪れた全国のローカル。
この世界には「価値」が溢れていると思います。「何もない」ではなく、「発信されていないだけ」。ローカルの価値を、伝わるように発信すれば、その価値に共感する人は必ずいるはずです。

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