触れて、飲んで、温まる!関西最強の高濃度炭酸泉「花山温泉 薬師の湯」【和歌山県和歌山市】

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和歌山に移住してからというもの、数々の温泉を堪能してきました。

ただ、「花山(はなやま)温泉」だけは、関西最強という謳い文句にビビってなかなか行けずにいたのですが、先日、近くを通った際に思い切って行ってみたところ、、

「湧き出る炭酸泉に触れて、飲んで、源泉そのままの湯で温まる」という、最高の経験をしてきたので、その様子をレポートいたします。

関西最強の高濃度炭酸泉「花山温泉 薬師の湯」レポート


和歌山市にある花山温泉は、JR和歌山駅から車で約8分ほどの市街地にあります。

まず、受付をして浴場に行く手前に、天然炭酸泉の湧き出る力を体感できる場所がありました。

「地球の音を聞いてください」というなんとも素敵なメッセージ。

パイプの中を通る天然炭酸を、パイプを手で触って感じることができます。


炭酸の圧力のみで自噴するという炭酸泉、プシュープシューという音を聞きながら、

こんな風に炭酸泉が地下深くから湧き出てくるのかと、体感できました。

お次は、水飲み場。

小さい紙コップに水を入れて、そこに源泉を1滴垂らします。

それをぐいっと飲んでから温泉へ。

お味は、鉄っぽい苦味。

いよいよ次は温泉に入ってみます!

いったいどんな感じなのだろうと、期待が高まります。

いざ、温泉に入ってみると、そのお湯の色に驚きます。

噂では聞いていましたが、本当に底が見えないくらい濁っている茶褐色の湯。

そして、浴槽の縁や手すりも、温泉の成分が結晶化してガチガチの層になっていて温泉の成分の濃さがうかがえます。

浴槽は、温度別に分かれていて、

浴室の壁に大きく温度が表示されています。

「41.5℃」、「38℃」、「26℃」

源泉は26℃。

源泉を温めたものと、ぬるい源泉を交互に入るのがオススメと壁に表記されていたので、

41.5℃と26℃のお湯に交互に入ってみました。

26℃は冷たく感じました。

でも、交互に3回入ったら、もうぽっかぽか。

身体の芯からあったまりました。

サウナに入らずとも、ととのった感覚!すごい!

(サウナも常設されています)

最後に露天風呂に入って大満足!

源泉をそのまま桶に注げる場所もあり、そのお湯で洗顔もできました。

この、炭酸泉に温冷交互入浴することで、血流が約5〜7倍に増加すると書いてありましたが、

まさにそれを体感。

美肌効果も期待できます!

この温泉は、塩素消毒をしない湧き出したそのままの泉質を使っているそうで、

温泉にありがちな塩素の匂いも一切しませんでした。

一緒に行った熱いお湯が苦手な4歳の我が子も楽しめる、気持ちの良いぬる湯でした。

温泉を出た後は、くつろげる和室スペースもあります。

平安時代に、歴代の天皇が熊野へお参りの際にかならず立ち寄っていたといわれる花山温泉、それもうなずける本当に良い温泉でした。

暑い夏には、源泉そのままのぬる湯に入るのが気持ちよさそうです。

花山温泉 薬師の湯の料金・営業時間

大人1,100円 小人550円

なんと、17時からは割引料金になりまして、

大人 850円小人420円

です。

8時〜22時(最終受付21時)までやってます。

(木曜定休)

和歌山駅から車で約8分ほどの場所で、

温泉だけでなく、お食事処、宿泊施設もあります!


山奥に行かなくても本格的な温泉を楽しめる、そんな和歌山市での移住生活をこれからも楽しんでいきます。


※詳細についてはホームページにて

花山温泉 薬師の湯

〒640-8303 和歌山県和歌山市鳴神574

http://www.hanayamaonsen.com/


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藤原和香奈

藤原和香奈

和歌山市和歌浦

第5期ハツレポーター

千葉県出身
2020年秋に、東京都港区から和歌山市和歌浦に家族で移住をしました。
祖母が残してくれた築100年の古民家をDIYしながら暮らしています。
お庭でニワトリを飼い、毎朝新鮮な卵をいただいています。
海も山もあり自然豊かで歴史深い和歌山が大好きになりました!
移住者の視点で和歌山の魅力を発信していきたいです。