4月25日、京都府南丹市八木町にある創建1,300年以上の歴史ある舩井神社にて、3年前にこの地区の住民になり、気功の施術や雑貨の販売などを行う「透舎 -tōsya-」を開業予定の吉井孝さん結弥さんご夫妻、そして一緒に神楽舞の練習を重ねてきた皆さんによる舞の奉納が行われました。
舩井神社は平安時代中期に作られた和名抄(わみょうしょう)にもその存在が記されているという歴史があり、地域の人たちにも大切にされてきた神社なのですが、長い間独自性のある祭事などはなく、5年前に巫女舞が始められるなど近年新しいことを取り入れてきていました。
この日の奉納は宮総代、巫女舞に参加している世帯などにのみ告知がされ、少ない参加者に見守られながら行われました。
奉納された舞は地均しなどをすることで大地の力を呼び覚ます意味を込めた「風加護」と
五穀豊穣を願い田植えの動きなどを表す「姫沙羅」の2つ。
いずれも新しく創作されたもので、吉井さんによると神事に含まれる舞とは異なり、内面的な表現を主にしたものということでしたが、見る人の心を穏やかにさせる舞だったと思いました。
【舩井神社HP】
https://funaishrine.wixsite.com/funaishrine
地域のみんなでおまもりしている神社です。