地元の愛情100%!生産者主体の道の駅「内子フレッシュパークからり」【愛媛県内子町】

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〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜

地元の愛情100%!生産者主体の道の駅 

道の駅「内子フレッシュパークからり」は愛媛県内子町民の地元愛が特別感じられる場所。生産者が中心となって特産品を生かした商品開発・販売に取り組み、2015年には国土交通省が認定する道の駅の「全国モデル」の1つに選ばれています。生産者の顔が見えるだけでなく、生産者が「自分たちのお店」と呼ぶこの直売所。農産物は町内産100%と、道の駅としては他に例を見ないほど地産地消が進んでいます。

「からりの原型は、30年前以上前に生産者たちが集まって始めた農村塾なんです。先代が観光農園を開拓してきた土壌もあって、内子町の農家さんは自らお客さんに呼びかけようとする熱がすごいんですよ」。

そう話してくださったのは、直売所店長の二宮治雄(にのみや はるお)さん。お客さんに喜んでもらうために、いつも新鮮で良いものを揃えていると言います。その秘密は独自の農産物提供システム。ITを導入して管理するだけでなく、生産者との信頼関係を何よりも重要視されています。1日に何度も売り場に足を運ぶ農家さんの姿は、まるで「からり家族」。この直売所を訪れたお客さんは、故郷に帰ってきたような気持ちになれるはずです。

本場ドイツの味をベースにした「からりのハム・ソーセージ」

「実家の後を継ぎたくないと、高卒でドイツに単身留学した奴がいるらしい」。小さな町でその噂は当時、一気に広まりました。現在「からり燻製工房」の職人としてハム・ソーセージを作っている山口佳一(やまぐち けいいち)さんの昔話です。

ドイツのローテンブルグ市は、内子町と姉妹都市提携もしているソーセージ職人の本場。現地の言葉など全く話せないまま渡独した山口さんですが、本場の味を追求することで渡世術を習得されました。

ハムとソーセージ作りは素材と技術が基本。からり燻製工房は農林水産大臣賞を受賞した内子産の豚肉、ドイツから輸入された香辛料、そして本場ドイツで3年間修行した山口さんの技術が合わさったオリジナル商品です。道の駅の販売所では朝から夕方まで行列が途絶えないほどの人気商品になっています。

生産者みんなで創り上げたブランド「からり」

「からり燻製工房のハム・ソーセージは、『からりブレッド』に挟んで食べると最高に美味しいですよ!」と言って二宮さんが勧めてくださる商品には、どれも「からり」の名前が入っています。

「からり」の名前の由来は、果物を楽しむ里(果楽里)、花を楽しむ里(花楽里)、香りを楽しむ里(香楽里)、加工することを楽しむ里(加楽里)。ロゴになっている「手」は、人の温もりを表しています。まさに生産者お一人お一人の情熱が集結して創り上げられたブランドなのです。

からり燻製工房のハム・ソーセージは、そんな内子町の生産者の熱意が感じ取れ、思わず「手」に取ってみたくなる商品です。

阿部宣行

阿部宣行

山形県山形市

第3期ハツレポーター

山形にある探究教室の講師。子どもたちが熱中できることを見つけ、大人顔負けで実践できるように日々活動しています。ローカリティに参加してからの趣味は写真撮影。子どもたちの視野を広げるために記事を書き、写真を撮っていきます。