和歌山県の紀美野町と海南市がロケ地となった映画を中心に約 30 本の映画が上映される第 1 回きみの海南映画祭が 2024年 1 月 25 日から約 1 ヶ月間開催されました。映画祭の会場になった spazio co.arancia(スパッツィオ コ.アランチャ) できみの海南映画祭実行委員会長、東山直美(ひがしやま・なおみ)さんにお話を聞きました。
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「海南市、紀美野町に冬のイベントを」
東山直美さんは「カフェ*天花*」を運営し、普段から紀美野町、海南市で地域活性化の活動をしています。
海南市では「紀州漆器まつり」(11月)「かいなんお菓子祭り」(4月)「黒江めった祭り」(5月)などたくさんのイベントが行われます。しかし冬に開催するイベントがなかったため、有志で集まり映画祭実行委員会を立ち上げました。
実行委員会メンバーは平日昼間は仕事、夜や土日は映画祭運営の活動と忙しかったのですが「地元を盛り上げたい」「映画祭でたのしんでほしい」という気持ちでがんばっています。
「スクリーンに映る地元の景色見てほしい」
実行委員会のメンバーたちは 2015 年に制作された「ISHICHI」の撮影協力をしたのをきっかけに 「見栄をはる」「ひとつぼっち」「月」 の撮影協力をしました。撮影協力では小道具や出演者さんたちの食事の準備など様々なことをします。皆で協力してできた映画を映画館でみると、当たり前に思っていた地元紀美野町と海南市の街並みや自然の美しさを感じました。より多くの人に映画にうつる紀美野町や海南市をみてほしいという思いです。
「楽しんでもらえて嬉しかった」
「はじめての映画祭開催で右往左往することも多かったです」と語る東山さん。特に冬場で会場が寒いという声もあったそうです。「至らないことも多かったですが、来年はもっとバージョンアップして開催します。ぜひ来年もきてください」と力強く語る東山さん。筆者も今から来年の開催が楽しみです。