「あっま〜い!あーでも優しい。
なんか懐かしいわあ」
と思わず声が漏れる。
ぐんぐん気温が上がる夏の暑い午後、噂のフラペチーノを食すべく、京葉線の新浦安駅前(千葉県・浦安市)にあるスターバックスへと出かけてみました。
スターバックスが25周年の記念に発売している47JIMOTOフラペチーノ。47都道府県それぞれの地元のバリスタさんたちがアイデアを出し合って作った、オリジナリティーあふれるフラペチーノが期間限定で頂けます。
千葉県は「千葉 なごみ みたらし コーヒー フラペチーノ」。
最初に聞いた時は、千葉県といえばピーナツの方が知名度高くない?と思いましたが、食してわかる、このうまさ。
ここに醤油を持ってくる、バリスタさんたちのセンスに脱帽です。
ホワイトチョコレート風味のシロップが入ったミルクのベースは、あくまでも優しい甘さ。
そこに千葉県産醤油使用のみたらしソースとコーヒーを合わせた「みたらしコーヒーソース」が絡まって、甘く、かすかにしょっぱい。醤油とコーヒーの香ばしさが素晴らしくマッチしています。
見た目は地味ですが、飲んでみたら、やっぱり地味…ながら、いくらでも飲めちゃいそうな、不思議と懐かしく癒される一杯です。
でも、それで終わりではありません。
注文する時に、レジのすぐ脇に「お好みの”みたらし”見つけませんか?」というそそられる看板があり、つい2杯目を注文してしまいました。
お店のおすすめアレンジは3種類です。
① 甘党みたらし
② 大人みたらし
③ 焦がしみたらし
コーヒーが強めの「大人みたらし」を注文すると、店員さんが、「みたらし、結構甘いですよね。私も②がおすすめです」とのこと。
ミルクのシロップ抜きで、エスプレッソショットをプラスしているので、だいぶ大人な佇まいです。
コーヒーの苦味がまずガツンときて、そのあとみたらしの甘さがゆっくり広がり、ミルクからコーヒーへと戻っていく。落ち着きのある、まさに大人なフラペチーノ。個人的にはこちらの方が好きです。
アレンジにはプラス料金がかかりますが、自分で好みの味を見つけるのも楽しそうです。
千葉県は醤油の生産量全国一で、国内シェアの3割近くを占めています。
野田のキッコーマン、銚子のヤマサやヒゲタはみなさんもご存知のブランドだと思いますが、それ以外にも沢山の蔵元がおいしい醤油を作っています。
現在はコロナの影響で工場見学を休止しているところがほとんどですが、千葉県木更津市にある道の駅「うまくたの里」ではなんと醤油のテイスティングコーナーもあるほどです。
日本人の食卓に欠かせない醤油。
千葉の醤油愛があふれたフラペチーノ、暑い夏の午後のお供にぜひお試し頂きたいです。
スターバックス47JIMOTOフラペチーノ
https://www.starbucks.co.jp/cafe/jimoto_frappuccino/
道の駅「うまくたの里」