石垣島で消費された泡盛の瓶が世界に一つ、わたしのグラス「オリジナルグラスワン」になってよみがえる【沖縄県石垣市】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

唯一無二の美しさ、琉球グラスとの出会い

Original glass ONE(オリジナルグラスワン)は石垣島産の琉球グラスの販売と体験を行っています。株式会社センチュリオンの代表取締役、藤木伸也(ふじき・しんや)さんは石垣島産琉球ガラスの美しさに魅了され、お店をオープンしました。現在は、石垣島に2店舗、沖縄本島に2店舗あります。

藤木さんと琉球ガラスとの出会いはひょんなことからだったそう。ある送別会に参加した際に、贈り物としてお酒のボトルにサンドブラスト加工したものをプレゼントしているという場面に立ち会いました。「メッセージが込められた唯一無二のプレゼントに感動した」といいます。
そこからグラスを探し始めたところ、琉球グラスと出会いました。藤木さんがほれ込んだのは、グラスの美しさはもちろん、「石垣島産琉球ガラスは全て石垣島内で消費された泡盛の瓶を溶かして再生したもの」という点です。沖縄の人が愛してやまないお酒、泡盛の瓶を美しくよみがえらせたグラスは、沖縄のお土産にピッタリの一品です。

石垣産琉球グラス取り扱いNo.1

※オリジナルグラスワンでは藤木さんが琉球ガラスの師と仰ぐ稲嶺さんの作品も販売している

オリジナルグラスワンは、石垣島の中で琉球グラスの品揃えナンバーワンです。石垣島の材料を使い、ひとつひとつ手仕事で作る琉球グラスは同じものは一つとないオリジナル品!店名の「オリジナルグラスワン」はONE=1つという意味もありますが、沖縄の言葉で「わん」は一人称、つまりわたしという意味があるそう。まさしくわたしだけのグラスが見つかるお店、オリジナルグラスワン。


店内には専属の職人さんが作った、シンプルで使いやすいグラス、青と緑のグラデーションがきれいなグラスなどが並びます。また藤木さんが琉球ガラスの師と仰ぐ「琉球ガラス工房 絆」の琉球ガラス職人、稲嶺盛一郎(いなみね・せいいちろう)さんの力強い作品も販売しています。稲嶺さんの作品は素朴で力強く、泡の表現が特徴的なグラスで、特に男性への贈り物として人気です。

グラスを一から自分で作る!アツアツ、吹きガラス体験

一番人気の体験は「吹きガラス」。ガラスを吹いて、膨らますところから飲み口を広げるところまで、一から体験できると人気。もちろん職人が横で補助します。

色やカタチなど全てオリジナルのグラスが仕上がります。お客さまからは「職人さんは簡単そうに膨らましているけど、意外と肺活量がいるのね」「こんなに熱いんだー!」など、実際に体験しないとわからない苦労を感じてもらえるそうです。約15分〜30分で作品を作り上げます。
その他にも「グラス彫刻体験」も人気。サンドブラストという、グラスに砂を吹き付けることでガラスが削られ模様が浮かび上がる技法を使って、グラスに好きな文字やイラストを描くことができる体験です。旅行の記念に名前や日付などを彫ったり、シーサーやウミガメのイラストを入れたりするそうです。
お土産に石垣産琉球グラスを持ち帰り、沖縄の思い出を何度もよみがえらせてくださいね。

Original glass ONE(オリジナルグラスワン)

ホームページ
http://www.glass-one1.com/

Instagram
https://www.instagram.com/originalglassone/

田口有香

田口有香

長崎県壱岐市

校閲記者兼コミュニティマネージャー

第4期ハツレポーター/ライター兼農家の嫁であり、3人の子どもの母。生まれ育った大阪から壱岐島に家族で移住。
壱岐島は長崎県の離島ですが、福岡から高速船で65分という抜群のアクセス!!海がきれいなのはもちろん、お魚もお肉も野菜も米も焼酎もそろっておりグルメも自慢できます。

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