鮮やかな空色のパン!元山形グランドホテルのシェフが作る絶品ふわふわパン「カラパン」【山形県山形市】

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山形市の住宅街に隠れ家のようにある「ベーカリー カラパン」。わたしはふわふわでもちもちなこのお店のパンが好きでもっとこのお店のことを皆さんに知っていただくために、取材させていただきました。地域の人々に利用されているこのパン屋さんの魅力について迫っていきたいと思います。

山形県山形市の住宅街の中にひっそりと佇んでいるパン屋「カラパン」。このお店では毎日約50種類ものパンを、オーナー田中浩司(たなか・こうじ)さんがお一人で焼き上げているそうです。

まずお店に入るとふわっとおいしそうな香ばしいパンの匂いが出迎えてくれます。パンの種類は間食にぴったりな菓子パン系からボリューム満点の惣菜パン系、口に入れた瞬間溶けてしまうようなふわふわ系パンからモチカリ食感が楽しいハード系のパン、レジ横のショーケースにはお茶にピッタリなスイーツ系のパンなど多彩なパンが店頭に並んでいます。山形の方言を使用したパン「おもだいの(重たいもの)」などの面白い名前の商品もあります。

その中でも一際目を引く商品が「マーブル食パン 空色ヨーグルト」と「青いメロンパン」です。この2つの商品は名前の通り青空のようにとても鮮やかな青色をしています。マーブル食パンは白と青のコントラストが美しく、ほんのり甘酸っぱいヨーグルト味がおいしいパンです。

青いメロンパンは、メロンパンには少し珍しくカスタードクリームが中に入っていて甘さ控えめなクリームと、中はふわふわ、外はサクサクなクッキー生地というハーモニーがとてもよいパンです。

田中さんは、お店を開いてから今年で11年目ですが、「カラパン」を経営する前は山形グランドホテルの製菓・製パン部門のシェフとして勤務されていたそうです。

以前からグランドホテルでの経験を生かして自分のお店を持ちたいと考えていた田中さんは、自身の土地を利用してお店を建てたそうです。

「カラパン」の名前の由来は、現在お店が建っている周辺地域のことを昔は「カラ」とよんでいたため。お店の看板のデザインなどは東北芸術工科大学出身の娘さんが手掛けたものだそうです。日々大切にしている考えは「きれいでおいしいパンを作りたい」ということでした。

今後について聞いてみたところ「今後ここ(カラパン)以外に2号店を展開する予定はないが、地域の方々に愛され続けるようなパン屋になりたい」と語っていました。

中学生の頃に母に誘われていったパン屋でしたが、当時初めてこのお店のパンを食べたとき、食べた瞬間にふわふわで噛むともちもちなパンが衝撃でした。それからときどきカラパンのパンを買って食べることが私のちょっとした幸せになりました。カラパンのパンは食べた人に小さな幸せを与えてくれるパンだと私は思います。

情報

ベーカリー カラパン

住所:山形県山形市西江俣3−48
電話番号:023-664-3921
営業時間:10:00〜18:00(なくなり次第終了)
定休日:水曜日、第1・第3火曜日

藤原優羽さんの投稿

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「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、山形県惺山高等学校クリエティブコース3年生のデジタルコミュニケーションの授業を「ローカリティ!」を運営するイーストタイムズが担当させていただき、ワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな山形の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

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