「学校では学ばない歴史」エルトゥールル号遭難事件を、絵本にして和歌山から全国・そして世界の子どもたちへ【和歌山県白浜町】

2 min 90 views

地方には、学校では教えられていない素晴らしい歴史物語があります。

132年前に本州最南端和歌山県串本町で起きた「エルトゥールル号遭難事件」もその一つです。

私たち株式会社KCRは、その歴史物語を「学ぶ」のではなく、親と子の何気ない日常の遊びである「読み聞かせ」の児童絵本として、全国の子どもたちへ届ける活動をしています。

1890年、トルコの親善使節団が台風にて難破した「エルトゥールル号遭難事件」。事故の通報を受けた大島村(現在の串本町)樫野の住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たりました。

日本とトルコの友好の架け橋となった当時の物語を、日本をタイヨウ、トルコをツキと表現し、「タイヨウのくにとツキのふね」という絵本として2018年に出版しました。

和歌山県内の小学校、幼稚園、図書館をはじめ、各都道府県の主要小学校に寄贈しました。またトルコ大使館でも絵本を取り扱って頂き、トルコ人の女性のお力でトルコの子供たちにもたくさん届けられました。県内の学校の道徳の授業で使用して頂くなど、楽しく物語と触れ合う時間が作られています。

私たちは、和歌山県串本町出身です。しかし、私たちも生まれ育った串本で起きたこの大切な歴史を、大人になるまで詳しく知りませんでした。

私たちだけではなく、地元和歌山や串本の住民の方も老若男女知らなかった人が多い事実に驚きました。どうにかこの歴史物語を後世に語り継いでいけないか?と思い、スタートしたのが、トルコの文化や食に触れる機会を作る事業です。

事業は、2013年から始まり、トルコ料理をカジュアルに楽しんでもらえるカフェや、トルコ雑貨を和歌山県のお土産として展開しています。そんな中で、事業の経営者である私自身に娘が誕生するタイミングで、我が子へ、また地域の子どもたちへこの物語を語り継いでいくには?と考えたときに「わくわくする絵本」として物語を描いてみようと思い立ち、「タイヨウのくにとツキのふね」を丸一年かけて制作しました。

和歌山県とトルコの深い友好関係について歴史物語や外交などの固いカテゴリーではなく、和歌山に来てトルコの食や文化に気軽に触れて頂き、「美味しい」「楽しい」「面白い」を入口に、和歌山とトルコの歴史に興味を持ってもらえると幸いです。

これからも、和歌山とトルコの歴史を語り継ぎ、友好の歴史を繋げていけるよう、さまざまな視点から気軽に楽しんでもらえるような企画を進めていきたいと思います。

情報

株式会社KCR

・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-1704

・tel:0739-33-7638

問い合わせは「紬カフェ」まで
・tel:0739-33-7683
・mail:info@kcrjp.com

販売情報

「タイヨウのくにとツキのふね」
・実話をもとにしたフィクション児童絵本

・初回限定版 2,079円(税込 送料別198円)

ふるぽ https://furu-po.com/goods_detail.php?id=2374456

「トルコ語併記特別版」

・こちらの絵本は日本語とトルコ語で描かれている特別版です。和歌山県の皆様を中心に全国からクラウドファンディングでご支援頂き制作・出版・寄贈致しました。

・1,650円(税込 送料別198円)

ふるぽ https://furu-po.com/goods_detail.php?id=2441753

山口 小百合さんの投稿

ローカリティ!白浜

ローカリティ!白浜

和歌山県白浜町

ローカリティ地域版

「ローカリティ!白浜」は、株式会社JTB様と弊社合同会社イーストタイムズが運営する「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として行われた「白浜町ローカル魅力発掘発信ワークショップ」から生まれたハツレポを紹介しています。参加者はワークショップを通じて情報発信スキルを学び、地域レポーターとして住民しか知らないの魅力の可視化と発信を行うことで、県内外の白浜町ファンを創出し、関係人口増や移住定住につなげる取り組みです