和歌山県かつらぎ町の鏡餅になくてはならない縁起物が「串柿」です。
かつらぎ町四郷地区は、およそ400年前から、串柿の特産地として長い歴史と伝統を育んできました。
串柿は、1本の竹串に、10個の干し柿を、2個・6個・2個と分けて刺したもので、家族の幸せを願い「いつもニコニコ(2個2個)仲睦(中6つ)まじく、ともに白髪(白い粉)の生えるまで」という思いが込められています。
また、「串柿=剣、鏡餅=鏡、橙=玉」で、三種の神器を表しているともいわれています。
2021年も、「いつも笑顔で、家族仲良く」暮らしたいと思います。