調合の体験も思い出も、まるっとお持ち帰り!石垣島の薬草を使ったオリジナルスパイスラー油作り体験【沖縄県石垣市】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

島風を浴びてゆんたくする贅沢な時間

*手作り体験工房ゆんたくの前田さんご夫妻


那覇空港から飛行機で1時間の東シナ海に浮かぶ石垣島。透明度の高いエメラルドグリーンの海でのマリンスポーツや石垣島にしかない絶景や文化を体験できる沖縄の離島の中でも人気の観光地です。


そんな石垣島で人気のラー油の手作り体験。体験工房「ゆんたく」を運営する前田郁恵さんは、約20年前に千葉県から石垣島へ移住しました。移住の一番の決め手は、「泡盛!」。「泡盛は内地でも飲めるんだけど、島風にあたって、ゆんたくしながら酌み交わす泡盛は最高なんだよね」と前田さん。

お店の名前の由来にもなっている沖縄言葉の「ゆんたく」とは「おしゃべり」という意味です。「ただのおしゃべりじゃなくて、のんびり、さぼる、みたいな意味もあって、みんなで集まってゆったりした時間を過ごすというイメージで名付けた」と前田さんは言います。

ラー油を作りながら、観光地や島のことをおしゃべりして、「ゆんたく」する、そんな石垣島の日常も体験できます。

薬草で体調を整える島のおばあの日常に感動。薬草の効能もラー油にこめて持ち帰ってもらいたい

島のおばあたちは庭や周辺に自生しているお気に入りの薬草を摘んでハーブティにしたり、料理に入れたりする習慣があります。

「パパっとその辺の草を摘んで、お湯を入れて蒸らすだけなんだけど、それが最高においしくて癒される」と前田さん。

そして何の薬草を使っているのかと聞くと「そこらへんの葉っぱさー」と笑って答えるそう。移住者である前田さんは、島のおばあたちが好みや季節に合わせて調合したお茶を飲み、心身を整えるという習慣に「なんて素敵なの」と心を打たれたといいます。


石垣島の人が日常的に使っている、島の自慢である独特なスパイスや薬草を、効能も思い出も楽しんで手軽にお持ち帰りできる、そんな素敵な体験をしてもらいたいと思いついたのが「ラー油の手作り体験」です。

全国でここだけ。オリジナルラー油手作り体験

ラー油を手作りできるのは全国でここだけのオリジナル体験です。
ラー油に入れる薬草やスパイスは約20種類。定番のガーリックやフライドオニオンを始め、石垣島で日常的に使われる長命草、月桃、ピパーズ(ピアシー)などを調合していきます。


島のおばあたちがその日の自分の体調に合った薬草を選ぶように、匂いを嗅いで「いい!」と思うスパイスを選びます。石垣の塩を入れると味が決まります。

選んだスパイスに鷹の爪とネギとしょうがを煮出したアツアツの特製オイルを加えると、香りがふわーっと広がり自分だけのオリジナルラー油が完成!

瓶詰めをする際のラベルに、自分オリジナルの屋号を入れられるというおまけ付き。2瓶お持ち帰りできて、その日のレシピは1年間保存してもらえるので、後から注文してお取り寄せも可能です。


「ラー油を作りながら、島の良いところや観光スポットの紹介や、地元に住む人ならではの遊びなども教えたい。ゆんたく(おしゃべり)していってもらえたら」と前田さん。


前田さんとご主人のやすさんの明るく優しい雰囲気で、初めて来た人でも初めてではないような感覚でリラックスして過ごすことができるはず。是非ゆんたくして、島自慢の独特なスパイスや薬草と思い出がぎっしり詰め込まれた、そしてもう一度頼みたくなる、そんなラー油作り体験を楽しんでみませんか。

手作り工房ゆんたく

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田口有香

田口有香

長崎県壱岐市

校閲記者兼コミュニティマネージャー

第4期ハツレポーター/ライター兼農家の嫁であり、3人の子どもの母。生まれ育った大阪から壱岐島に家族で移住。
壱岐島は長崎県の離島ですが、福岡から高速船で65分という抜群のアクセス!!海がきれいなのはもちろん、お魚もお肉も野菜も米も焼酎もそろっておりグルメも自慢できます。

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