
2026年4月23日の昼下がり、仙台市のほぼ南東に位置し名取川に面した若林区の藤塚地区は子連れを含む多くの人たちでにぎわった。それは、みやぎ応援ポケモンのキャラクター「ラプラス」のキャラクターを迎えた「海岸公園(藤塚地区)」だ。13時の開会式に続いて14時半、ついに一般向けに開園された。
震災復興を目的とした「ラプラス公園inせんだい」の取り組みは、県内では2025年10月の加瀬沼公園(利府町)に次いで2ヶ所目の開園だ。


開園に対する思い
藤塚地区は荒浜小学校などの震災遺構がある荒浜地区と同じく、東日本大震災の津波により浸水被害のあった地域だ。震災後、藤塚地区は荒浜地区と同様に災害危険区域に指定された。震災復興を通し、地域住民や公園利用者が津波襲来時に避難することができる「避難の丘」を設け、また、一部を公園として整備するなどの再生が進んだ。
復興の願いを込め、水に関係するキャラクター「ラプラス」を2019年7月にみやぎ応援ポケモンに任命。その活用はこの公園にも用いられることとなった。
仙台市職員の渡部 昭彦(わたべ あきひこ)さんは「東日本大震災の教訓を忘れないための伝承と併せて子どもの遊び場であってほしい」と話した。
宮城県は海に面して水に関わる場所は確かに多い。遊びと併せて災害時の対応のあり方を筆者は考えさせられた。

来園者の声
筆者は思わず、来園者にも声をかけてみた。
同じく若林区の六郷地区から来たという子連れの保護者は「以前は利府まで行かなければならなかったけど、今回、地元に公園ができたから便利になった」と話してくれた。
また、他にも「子どもたちが喜んで遊んでくれててうれしい」という声も聞いた。筆者にとっても、とてもうれしい声だった。



さらに、藤塚地区の集団移転跡地となった場所にアクアイグニス仙台という複合商業施設が誕⽣した。これで
もう一つ仙台の新しいスポットが増えて観光客がにぎわう場所ができたことになる。これからも災害時の避難と併せて遊びの場として役目を果たしてほしい。
温泉もあるので併せて楽しんでみてはどうだろうか。仙台駅や薬師堂駅(平日のみ)からの直通の仙台市営バス、荒井駅(地下鉄東西線)からのアクアイグニス仙台による送迎もあり、行きやすい場所となった。
ぜひとも、足を運んでほしい。
※画像はすべて筆者撮影。





