朝日が照らし出す山寺 立石寺【山形県山形市】

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山形の観光地として思い浮かぶ場所の一つとして山寺の立石寺(りっしゃくじ)が最初に思い浮かびました。山寺は普通に観光する分には眺めが最高です。春夏秋冬、雨上がりなどそれぞれに違った風情があり、

幼少期の時に行った際に高くて綺麗な景色が見れる場所であり、恐怖を覚えた場所であるため印象に残っており取材をしました。

山寺の長い階段があることで有名な、山形市にある立石寺。階段の段数は1000を超えます。階段を超えた先には絶景が広がっています。山の頂にある五大堂からの眺めは最高です。それまでの温まった体をさわやかな風で癒してくれて、息苦しさも吹っ飛んでしまうぐらいの眺めです。

立石寺 住職の清原正田さんからのお話を聞きました。

「立石寺のご利益はどのようなことがありますか?」の質問にたいして、清原住職は、「厄除け、健康祈願や長寿のご利益もあります。」といいます。

立石寺は元々修行僧のために西暦860年に造られた修行寺です。昭和20年頃から観光地として蘇り、今では年間70万人が訪れるようになりました。清原住職によれば、「来客の年齢層は40歳ぐらいが多い」そうです。昔は家族が亡くなったときに供養のために来訪する高齢の方が多かったそうですが、最近はインスタ映えの影響もあり、若者の来客も増えているそうです。

【 山寺の歴史 】

・宝珠山 阿所川院 立石寺 宗派は天台宗

・貞観2年(860)12月 慈覚大師円仁開山

・創設当時砂金1000両、麻布3000段で10里四方の土地を買い寺領とした。

北・・・六道の辻      南・・・両子塚(ふたごづか)

東・・・国境(出羽・陸奥)      西・・・酢川

江戸時代の朱印状では1420石

山寺村400石、高擶村(たかだま村)800石、金井庄青柳村220石

明治4年  神仏分離・廃仏毀釈により寺領を失う

昭和20年  無収入となり県とも話し合い観光に乗り出し蘇る

【情報】

  • 〒999-3301 山形県山形市山寺4456−1
  • 営業時間 8:00〜16:00TEL 023−695−2843

金田拓也さんの投稿

惺山高等学校&ローカリティ!スクール

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ローカリティ!地域版

「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、山形県惺山高等学校クリエティブコース3年生のデジタルコミュニケーションの授業を「ローカリティ!」を運営するイーストタイムズが担当させていただき、ワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな山形の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

その土地に、何か想いを持てば、
そこはあなたの大切なふるさとになります。

生徒さんのフレッシュな視点で綴られた、地元愛爆発の素敵な記事をご紹介します!