1979年の発売以来、九州を中心に愛され続けている、ハウス食品が販売する豚骨味の袋麺「うまかっちゃん」。その「うまかっちゃん」とローソンがコラボし、2023年2月にうまかっちゃん味のからあげクンを、5月にはおにぎりを、そして6月には焼きラーメンを販売しています。このコラボ商品を、「毎週土曜の昼はうまかっちゃん!」と決めている、うまかっちゃんガチ勢の小学4年生男子と試食してみました。
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東京ではほとんど見かけない?九州人のソウルフード、うまかっちゃん
うまかっちゃんは、博多弁の「おいしい」、つまり「うまか」がネーミングの由来だそうです(ハウス食品グループ公式HP、うまかっちゃん開発秘話より)。毎年7月に行われる福岡最大の夏祭りで国の重要無形文化財にも指定されている、「博多祇園山笠」をテーマに作成したイラストのパッケージもおなじみです。福岡市博多出身のグラフィックデザイナーで童画家の西島 伊三雄(にしじま・いさお)氏によって作成されました。
この九州人のソウルフード、うまかっちゃんとローソンがコラボして、「からあげくんうまかっちゃん味」「うまかっちゃん味 炒飯おにぎり」「うまかっちゃん味 焼ラーメン」の三品が、九州及び山口県下関市(豊北町・豊浦町除く)で展開されています。うまかっちゃんガチ勢を自負する小学4年生男子は、この三品をどのように評価するのでしょうか。
豚骨香る、「からあげクン」
袋を開けた瞬間にほんのり香る豚骨が、「うまかっちゃん」を彷彿させます。お味はまさに「うまか」。唐揚げの割にはさっぱりとしていて、脂分強めのスープを感じさせない、豚骨味の唐揚げという感じ。
小4男子は「からあげクンをうまかっちゃんのスープに入れて、一度温めてから乾かした感じ」だそうです。なるほど、言い得て妙。
ほんのり豚骨色の「うまかっちゃん味 炒飯おにぎり」
おにぎりのパッケージに、「袋を少し開けて温めて食べてください」と表示があるので、30秒ほどチンしていただきました。
温めると、おにぎりから豚骨が香り、不思議な感じ。食べてみると、これまた「うまか」。今までありそうでなかった、豚骨スープで味付けした炒飯をおにぎりにしたら、おいしいに決まってますね!
小4男子は「俺、うまかっちゃん食べ終わったあと、残ったスープをご飯にかけて食べてるやん。あれのほうがうまいで」だそうです。行儀が悪いと注意しても、彼が勝手にやっちゃってるやつです。ただ、残ったスープをごはんにかけたものを商品化するのは到底難しそうなので、スープの旨味とご飯をあわせた炒飯は賢い代物だと言えますね。
6月に新発売した博多屋台の味「うまかっちゃん味 焼ラーメン」
焼きラーメンとは、ゆでた麺と焼き豚などの具材を鉄板で炒めてから、味付けとして煮詰めたとんこつスープをかけて焼いたもので、博多屋台が発祥の食べ物です。
見た目は焼きそばのような感じで、ラーメンとはいえ、スープはありません。
これは、「うまか、ビールを飲みたか」。濃いめの味付けになっているので、お酒のアテに持って来いのメニューです。高菜のシャキシャキ感と紅しょうがが良いアクセントになっていて、まさに屋台の味です!
小4男子は「なんで焼いたん?ラーメンで良いやん」だそうです。おこちゃまには少し早かったかな。
「からあげクン うまかっちゃん味」、「うまかっちゃん味 炒飯おにぎり」、「うまかっちゃん味 焼ラーメン」、いずれも九州及び山口県下関市(豊北町・豊浦町除く)で販売されています。九州、山口方面へお出かけの際には、ご当地グルメとして、手軽に味わってみてくださいね。