フィリピン・カオハガン島のさわこです。
みなさん、南国の離島と聞くとどんな風景を思い浮かべますか?
きっとこんな感じではないでしょうか??
そう!まるで絵にかいたようなこの美しいビーチがあるのが、フィリピンのカオハガン島なのです♩
このカオハガン島から今回は島の若者の活動をご紹介したいと思います。
もともときれい好きな人が多いカオハガン島では、島内を散歩していると、必ずといっていいほど掃除中の島民を見つけます。
それでも、島という地形上、海洋ゴミは毎日流れ着きます。それに加えて、昨今のフィリピン国内でのアイランドホッピング人気により、カオハガン島の自然を楽しみに訪れる観光客も増加傾向にあり、それに付随してゴミ問題も島が抱える課題となっていました。
そんな中、立ち上がったのが彼女たちMoanaでした。
18歳~24歳までの幼馴染で構成された彼女たちのグループMoanaは、今島で一番ホットな若者グループの1つです。
ディズニー映画「モアナ」のストーリーがカオハガン島に通じるものが多かったこと、そして美しい海に囲まれたカオハガン島で暮らす彼女たちにはハワイの言葉で「海」を表す「モアナ」いう言葉がぴったりであったことからこのグループ名が付けられました。
この島で生まれ育った彼女たちは、この島の美しさを熟知しており、「訪れる人たちのこの島の美しさを堪能して帰ってもらいたい」「この自然豊かな島を自分たちの子どもたち、そして孫世代にも残していきたい」とリーダーのナオミを中心に2019年に結成され活動を開始しました。
活動の様子はぜひこちらからご覧ください。
島外の高校や大学に通う彼女たちは、週末の夕方ビーチに集まりゴミ拾いなどの清掃活動を行っています。
島には、ペットボトルやサンダルなどの大きなゴミのほか、お菓子などのプラスチックの袋、そしてマイクロプラスチックも流れ着きます。
福岡県でビーチクリーンに取り組まれている「くらげれんごう(https://kurage-rengo.com/)
」さまからご支援をいただき、今年7月より、マイクロプラスチックを使用したレジンのアクセサリー作り、販売を始めました。
流れ着く海洋ゴミや、ビーチに捨てられるゴミの多くはプラスチックです。プラスチックが悪いもののように言われることが多い一方で、私たちの生活の中でなくてはならないものであるのも事実。
「この小さな島でプラスチックとの上手な共存の道を見つけられたらいいな」という願いから、彼女たちが清掃活動で拾ったマイクロプラスチックと、カオハガン島の海岸で集めた小さな貝やビーチの砂などの自然の素材が、小さなレジンの中に詰め込まれています♩
「DROP of MOANA モアナの雫」というブランド名には、「海のしずく」という意味のほか、「彼女たち(Moana)からあふれ出た思い(しずく)」という意味が込められています。
作品すべてデザインは世界にたった一つ。自然豊かなカオハガン島で育った彼女たちの感性があふれた作品となっています。
彼女たちが作ったアクセサリーはカオハガン島のオンラインショップ(日本国内)でも販売されていますが、今後はフィリピン国内でも販路を拡大できるよう奮闘中です。
オンラインショップはこちら
https://caohagan.thebase.in/categories/3791423
「この活動で得た利益は、島の子どもたちへの炊き出しに充てたい」と笑顔で話してくれたナオミ。
DROP of MOANAを通してたくさんの方々にMoanaの活動が届くといいなと、陰ながら、いえ、最前列で応援している私です。
Moanaの「自分たちで島を守っていくんだ」という強い姿勢が、次の世代、そしてまたその次の世代へと受け継がれていくことがとても楽しみです。
《カオハガン島の情報はこちらからご覧いただけます》
◆カオハガン島の紹介動画
【『なにもなくて豊かな島〜カオハガン島〜』最貧の島が幸せな理由】
【人生が変わる旅 | カオハガンハウス オフィシャルビデオ | Caohagan House 】Official Video | フィリピン セブ カオハガン島
【「私の住むカオハガン島の豊かな1日」 Video by 旅する鈴木】
◆ホームページ
◆facebookページ
https://www.facebook.com/NgoCaohagan/
https://www.instagram.com/caohagan_island
◆大好評!オンラインコミュニティ
https://community.camp-fire.jp/projects/view/338306
◆オンラインショップ
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