流行を先取りし、漫画・アニメの拠点へ。新しいものを仙台に届け続ける仙台駅前イービーンズ【宮城県仙台市】 

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株式会社エンドーチェーン提供

良いものをいち早く取り入れる。創業当初からずっと変化を恐れず新たな取り組みに挑戦してきたチャレンジ精神

宮城県の県庁所在地仙台市。東北地方最大の都市であるこの街には漫画やアニメが大好きな人々の好奇心を揺さぶり満たしてくれる施設があります。それが今回取材をさせていただいたEBeanS(イービーンズ)です。

今回の取材ではEBeanSを運営している株式会社エンドーチェーンの代表取締役社長 遠藤大樹(えんどうだいき)さんにお話しを聞かせていただきました。

エンドーチェーンの歴史は古く、1928年に現在の宮城県大崎市鹿島台の地で創業して以来、長い歴史を育み、これまで多くの市民、県民の方々に愛されてきました。

かつて、東北で初のボーリング場をオープンさせるなど良いもの新しいものを積極的に取り入れお客さんに提供してきました。その理念が現在のEBeanSに息づいていると感じます。

漫画、アニメ、ライトノベル、特撮。いずれもゆかりの深い宮城県

この世の中には、世代、性別を問わず多くの人々に愛されるものがあることでしょう。日本においてそれに該当するもののひとつが漫画、ライトノベル、アニメ、特撮などではないでしょうか。日本国内にはこれらの作品が本当に数多くあります。

ひとつひとつの作品に特徴があり、そのどれもが唯一無二です。だからこそ読者や視聴者ひとりひとりの好みに合った作品に出合えるのだと思います。

筆者が住む宮城県は、有名な漫画の作者や、特撮作品の原作者である漫画家、また多くの作品に出演し人気を博している声優さんを何人も輩出し、その漫画やアニメの舞台になっていることも多いのです。

館内には様々な店舗が入っており、漫画、ライトノベル、アニメ関連の専門的な書籍、様々な作品のプラモデル、フィギュア、カード、衣類や日常的に使える物まで、子供から大人まで多くの方々の知的好奇心を揺さぶるものが目白押しです。

館内は多くのお客さんでにぎわっており、好きな作品へ思いをはせている人も多いことでしょう。筆者は物心が付いた頃からアニメ、特撮が大好きでした。そしてジャンルを問わず読書が好きです。そんな筆者がEBeanSを好きになるのは必然と言えるかもしれません。

すでに何度か訪れている人は、「今回は何に、どんなものに出会えるのだろう」というワクワク感を、初めて訪れる人は、想像を上回る熱量と濃さに驚きと興奮を感じるやもしれません。一日中いても飽きないと思える方もいるのではないでしょうか。筆者はそのひとりです。

開放感があり「杜の都」の空気を感じることができる空間。「杜のガーデンテラス」

EBeanSには、館内に3つ、屋外の2つのイベントスペースがあります。こちらは4階の「杜のガーデンテラス」という屋外スペースです。

EBeanSでは様々なイベントやライブが催されています。この杜のガーデンテラスでもこれまでに色々な企画のイベントや音楽ライブが行われてきました。

植栽やベンチが設置されていてご家族で来られた方々や幅広い年齢層のお客さんが利用しているようです。仙台市は杜の都と言われるように緑が多い都市なのですが、それに溶け込むように感じました。

そして例年4月から9月にかけてビアガーデンが開催されています。自分の好きな作品のグッズを購入して、おいしい食事をいただくことで満足感が増したり心をリフレッシュして活力がわくかもしれません。

幾度ものリニューアルを重ねそのたびに進化を続けるイービーンズ

EBeanSは1997年11月に現在の名称で複合商業施設として新規オープンしました。東北最大規模の大型専門店や、ファッション、飲食など東北初の専門店が数多く入居しました。

その後、2008年の屋上復活祭、2011年の東日本大震災後の大規模改修工事、4階の杜のガーデンテラスのオープンを経て、時代と共に変化してきたEBeanSが現在の業態となったのは2015年のこと。それまでのEBeanSは豊富な衣類が特に魅力的な施設でした。

そこに、ビル周辺にあるアニメショップに若者が並ぶ光景に気づいた役員や社員からの進言により、当時の社長は「流行を先取りし商売にするのが使命。新しい商品が仙台で買える場を提供したい」と決断を下しました。その後、アニメ関連の店舗が多く入り、新たな形態へと大転換がなされました。

それまで、「この施設と言えばこうだよな。やっぱりこういうものはここで購入するのがいいな」とそれまで出来上がっていたなじみのある形態から変えるのは変化をおそれない社風と言えども本当に大きな決断だったのではないでしょうか。

アニメだけではない。テナント同士の親和性が生む相乗効果

EBeanSにはアニメ関連のショップ以外にも飲食店や衣料品店、音楽ショップ、ドラッグストア、整体院など色々な店舗が入っています。推しアニメのグッズや原作漫画を購入した後で、「ちょうどこういうのが食べたかった」と思えるジャンルの飲食店が館内にある。「お目当てのグッズを購入できたし、あとは甘いものが食べたくなったな」と思えば手軽なスイーツのお店もある。「ドラッグストアに寄って買っておきたい物があるんだよなあ」と思えば館内にある。

他にも、気軽に着れるカジュアルな服も購入したい、そんなときにもそのジャンルの衣料品を扱うお店が館内にある。とても使い勝手がよく痒い所に手が届くかのように便利に思えます。

違うジャンルのお店同士がうまく共存しあい共生がなされ、互いを引き立て合う。それが訪れる人々の満足度を上げてくれているのではないでしょうか。

選ばれるのには訳がある。東北のアニメイベントの会場にぴったり

EBeanSでは初売りから始まり1年間を通して定期的にイベントが行われています。アニメ関連の全国規模のイベントの仙台会場として声を掛けられ選ばれることも多いです。

仙台市という東北地方随一の大都市の仙台駅前にあり、仙台駅のシンボルとも言えるペデストリアンデッキで建物がつながり行き来できる。この立地の良さと利便性に加えイベントスペースを持っていることも強みと言えます。

館内に3つ、さらに屋上と4階のガーデンテラス。全部で5つのイベントスペースを持ち、用途によって会場を使い分けることができるのも魅力的です。

4階と屋上のイベントスペースではほぼ毎週のように音楽ライブが行なわれているのは立地と機能性を兼ね備えているからこそではないでしょうか。

一人一人の声を大切にしたチームワークが素晴らしい

エンドーチェーンでは現場の声をよく聞き、社長ご自身も企画は出されますが部署や経験を問わず皆でアイデアを出し合いお客様に喜ばれることに取り組んでおられます。

また組織が比較的コンパクトなため意思決定が早く決断を下すまでがスムーズに行われています。

エンドーチェーンでは好奇心旺盛で仕事に情熱を持って取り組んでいる社員の方々がたくさんおられます。これは業種を問わず様々な仕事、組織においても大切なことではないでしょうか。

筆者はインタビューを通じてエンドーチェーンで働いている、一人一人が主役であり同じ目標に挑む仲間でありエンドーチェーンという組織を形作る土台になっていると感じ取りました。

社長の遠藤さんをはじめ向上心と情熱にあふれたエンドーチェーンの皆さんのこれからの活躍が楽しみです。

写真:提供写真を除き、筆者が2026年5月29日に撮影

情報

EBeanS
HP:https://www.e-beans.jp
インスタグラム:https://www.instagram.com/ebeans_sendai

上野尚吾

上野尚吾

秋田県大仙市出身。2020年にかねてより念願だった宮城県仙台市に移住し、物流関係の仕事に従事しながらライターになるための修業に取り組んでいます。

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