“伊勢神宮”に至る「参宮街道」は、通称「餅街道」と呼ばれる。かつて”お伊勢さん”を目指した参宮客に腹持ちの良い「餅」が好まれたことから、今でも多くの茶店で名物餅が振る舞われます。
「へんば餅:へんばや商店(伊勢市小俣町)」
宮川の渡しの前で参宮客が馬を返したことが由来。平たい丸型の餅で両面の焼印が特徴。
「くうや餅:鈴木翠松軒(伊勢市二見町)」※
正しくは二代目の名から「くうや観助餅」と呼ぶ。せいろで蒸した餅米の粒が特徴で色鮮やか。
※鈴木翠松軒は2020年に閉店しましたが、2021年より鈴木観助本舗の「くうや茶屋餅」として屋号と商品名を刷新し再開しています。
「お福餅:御福餅本家(伊勢市二見町)」
「御福」とは、二見興玉(ふたみおきたま)神社にお祀りされるアメノウズメノミコトを指す。素材感のある餡が特徴。
紀伊半島魅力発掘隊Facebookより 2019年3月20日の投稿