和歌山県紀の川市の「JDG OFFICE SAMURAI」の和太鼓教室は、4歳から85歳までの幅広い年代の生徒が集まっている。
筆者もその生徒の一人である。メンバーの中では「和太鼓をはじめて、体が元気になった」という声が多い。指導をしているJDG OFFICE SAMURAI代表の峯本雄貴(みねもと・ゆうき)さんにインタビューをして、和太鼓で元気が出るという、その秘訣をさぐった。
「元気が出る秘訣は、強制されてやるのではなく自分からやりたいと思い練習すること」
和太鼓教室では、数名ずつのグループになり峯本さんが作曲したオリジナルの曲を練習する。皆とピッタリおなじリズムを叩けた時の爽快感をもっと味わいたいと、どうやったら上手くなれるかを考え、練習する生徒さんが多いのだそうだ。
「こちらが何も強制していないのに、自然と自分で課題を見つけ、克服しようとする生徒さんの姿にいつも感動する」と峯本さん。
実際に、和太鼓の前で5分も立っていられなかった高齢の生徒さんが、通っているうちにどんどん体が動けるようになったこともある。
和太鼓を叩くのは全身を使うので、叩いているうちに本来の体の使い方を思い出すのだそうだ。
筆者も慢性的に運動不足なので、和太鼓教室に通って汗をかくととても体の調子がいい。
12月には発表会もある。峯本さんの大事にしている「継続は力なり」の言葉を心がけ、自分で課題を見つけ、克服しながら練習に励んでいきたい。
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