〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜
平成元年、福岡県田川郡・大任町(おおとうまち)農協婦人部に所属していた8人のおばちゃん達が「特産品を作りたい」という想いで結集し、「手作りニンニク球(きゅう)」を開発しました。
ニンニク特有の強烈なニオイを自然乾燥によって軽減し、成分を凝縮するという門外不出の技術で、約30年もの間作られてきました。
一時、おばちゃん達の高齢化により危機を迎えましたが、「手作りニンニク球」をなくしてはならないと、大任町とJAたがわが共同出資し「株式会社おおとうニンニク食品」を設立しました。おばちゃん達の技術を継承し、大任町で採れたニンニクを使用した特産品として、今もなお高い人気を得ています。
ニンニクのパワーで活気あふれる生活を!
「手作りニンニク球」は大任町にある㈱おおとうニンニク食品の自社農園を始め、顔が見える地元の生産者さんのニンニクを使用しています。豊富な栄養のニンニク成分を凝縮したニンニク球は、毎日継続して食べることで、パワーが溢れ出し、活気溢れる生活を送ることができると評判です。
また「手作りニンニク球」は本物のニンニクの代わりにお料理に使えて便利です。ニン二クが手に入りにくい季節や、ちょこっとだけ使いたいときなどに役立ちます。
火を入れることでほんのりニンニクの香りが蘇り、簡単にニンニクの風味を料理に加えることができます。
熱い想いのこもった「元気」と「おいしさ」を届けます
自社農園で作られたニンニクを、約50日間熟成させた「熟成黒にんにく」はまるでドライフルーツのような味わい。添加物を一切使わず、自然な旨味と甘みがぎゅぎゅっと詰まっていて、おやつ感覚で食べることが出来ます。
また、地元田川の酢造メーカー「マルボシ酢」と共同開発した「黒にんにくドレッシング」は、黒にんにくをふんだんに使い、「しじみエキス」を配合しています。栄養満点なのは言うまでもなく、和風醤油味に仕上げているのでどこか懐かしく、食べやすいお味です。サラダはもちろん、餃子などのお肉料理にも合います。
「おばちゃんたちの「技術」と「想い」を受け継ぎ、㈱おおとうニンニク食品は、より多くの人の「元気」と「おいしさ」を届けてまいりますので、今後ともよろしくおねがいします」と大任町ふるさと納税担当の高木侑斗さんは、取材の最後に力強くおっしゃいました。