『圧巻!炉端LIVE』老舗居酒屋のコの字劇場から始まる 網走はしご酒【北海道網走市】

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網走市に数多くある居酒屋の中でも、老舗と呼ばれる酒菜亭喜八(さかなてい きはち)。こちらのお店には、焼き台をコの字型に囲む大きなカウンターがあります。

カウンターから見ることができる、肉や魚介類が炭火で次々と焼かれていく様は、まさに『圧巻の炉端LIVE』、そして食材へのこだわりや、お客様への敬意を感じさせる丁寧な焼き上がりは、序盤からエキサイティングな気持ちにさせてくれます。 

 お店に入ると、大きなコの字カウンターと笑顔の青木勝洋(あおき・かつひろ)マネージャーが迎えてくれます。

カウンター席に腰を下ろし、まずは串焼きの盛り合わせと生ビールを注文、さあ『炉端LIVE』のはじまりです。

食材が炭火の網の上に置かれ、料理人と食材との真剣勝負が開始、パチパチと音をたてる焼き台、少しずつ焼けていく6種の串焼きを眺めながらビールを一口二口、「あー、美味いっ」まさに臨場感溢れる最高の待ち時間です。

◯筆者が必ず最初に注文する串焼きの盛り合わせ(写真上部の皿)

目の前で繰り広げられる料理人達のキビキビとした動きや仕草、ハツラツとしたお客様との会話、焼き上がりに焼き台から直接手渡される演出ともに、「ジュー」という音と立ち込める香り、五感が刺激され食べるその料理は、身体ごと満足させてくれます。

◯圧巻の炉端LIVE

喜八では、今回注文した串の盛り合わせやエゾシカのたたきのほか、鯨料理や肉料理、絶対的な目利きを持つ中野鋭一郎(なかの・えいいちろう)調理主任が厳選した地元食材を中心に、旬の魚介類や野菜料理が沢山あり、日本酒の種類も豊富に常備しています。

日本酒選びに迷った時は、まずは青木マネージャーや中野調理主任にご相談を、料理に合った美味しい日本酒が出てきますよ。

『帰る時の方がちょっと幸せ』

青木マネージャーにモットーを聞いてみました。

「お店に入る時よりも、帰る時の方がちょっと幸せ」

そんなサービスを目指したいと、以前からずっと思い続けているそうです。

「後輩にその思いを伝えていき、沢山の成功体験を経験させていきたい。固くなり過ぎず砕け過ぎず、絶妙な距離感を保った最高のサービスを網走に根付かせて行きたい」と熱くお話ししていただきました。

「帰る時の方がちょっと幸せ」と青木マネージャーは謙遜気味に話されてましたが、目指しているサービスは、料理を取り仕切っている中野調理主任はじめ、全ての従業員の方々へ確実に伝わり、自信があるからこその言葉なのだと私は感じました。

そのせいなのか、私が店を出る時に感じたのは、「うまかった〜」との呟きと同時に「とっても幸せ」な気分でした。

また行こう、炉端LIVEへ。

そして、そんな素敵な網走酒場にまた出会いたく、私は次の酒場へはしご酒に向かいます。

「流氷の下、海底熟成のお酒」を味わえるBAR、「本物の流氷を使ったカクテル」を味わえるBARなど、網走の酒場は一軒で満足するのに勿論十分ですが、酒場をはしごしてこそ、よりディープな網走の真髄が見えてきます。

次の酒場、すなわち今宵のはしご先のお話は、いずれまたローカリティ!で。

【店舗情報】

◇酒菜亭 喜八

◯住所 : 網走市南四条西3丁目

◯TEL. 0152-43-8108

◯定休日 : 日曜日(祝日は営業)

◯ホームページ

 http://www.theearth1990.co.jp/kihachi

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猪澤航

猪澤航

北海道網走市

第5期ハツレポーター

北海道網走市出身、高卒から四半世紀近く周辺2市4町を転勤し歩き、お店も信号機も学校も無い集落を経て網走市へ戻ってきました。離れている時はあまり感じなかった地元愛が、戻ってきてみると驚くほど網走が大好きなことを再確認しました。
そんな私が、離れていたからこそ見える魅力や感動を発信していけたらと思います。

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