驚き・感動・そして出会いが眠る、網走の酒場ではしご酒


北海道オホーツク海側に位置する網走市には、魅力的な「酒場」が数多く存在する。

網走の酒場には1軒で満足させる力がある、しかしあえて2軒目・3軒目のはしご酒をおすすめしたい。

何故なら、『そこに網走酒場の宝とも呼べる真髄が眠っているからだ。』

私が網走の酒場に魅せられ、年末の仕事納め後に必ず立ち寄る三店をご紹介します。

【酒縁酒場 屯々】~ 一軒目 ~

若き店主の笑顔が魅力の、美味しくて楽しい、まさにお客様も自然に笑顔になれる料理を提供するお店で、店主の山田さんは日本酒に詳しく料理に合わせたセレクトをしてくれるのも楽しみの一つである。

大人気商品で私のお気に入りでもある「山田家の唐揚げ』は絶対に食べてほしい。

▲山田家の唐揚げ・出汁餡を使った鱈料理と網走の古くて新しい「から酒」


その他にも、山田さんご自慢の出汁については探求心が凄く、地場産の食材を使った料理にも力を入れており、四季折々沢山のおすすめ料理がありますが、今回は通年で提供可能な

出汁を使った「網走ポークのしゃぶしゃぶ」を食べてみました。

▲出汁と網走ポークのしゃぶしゃぶ、店主おすすめのロゼワインでマリアージュ


美味い、透明感のある黄金色の出汁に網走ポークをくぐらす事により、肉と脂身が程よく柔らかくなり、さらに出汁をまとう事により、『うま味成分の掛け算』になっている。

肉と野菜のうま味が溶けた極上出汁の〆料理もお忘れなく、しかし私は日本酒の肴代わりにこの極上の出汁をそのままいただきます。

嘘だと思って一度お試しいただきい。


☆酒縁酒場 屯々

住  所  北海道網走市南5条西2丁目10

電話番号 0152-44-4435

Beer & Scotch Bar THE EARTHジアス~ 二軒目 ~

30年以上続く網走の老舗BARジアス、私が網走酒場巡りをするきっかけとなったお店で、知識・経験豊富な、鈴木オーナーバーテンダーとの会話を楽しみに遠くから足を運ぶお客様は少なくありません。他のバーテンダーの皆さんも良い意味で個性豊かでとても楽しいひと時を過ごせる網走を代表するオーセンティックバーです。

▲おつまみは、生ハムや季節によって牡蠣や鮭の白子の燻製など豊富です


ウイスキーの種類の豊富さはもちろんですが、季節によっては牡蠣の食べ比べ等美味しいおつまみも沢山あります。

そして、こちらのBARにはなんと『流氷を使用したオリジナルカクテル、プラネットオブブルー』があり、観光・出張等で初めて来店するお客様に大変喜ばれているそうです。

オホーツク海に浮かぶ流氷のようで見た目も美しいですが、味も流石の美味しさですよ。

▲プラネット オブ ブルー


 なんとこの流氷、カクテルを飲み終えた後はチェイサーの氷や、ロックの氷に再利用していただけます。

お好みのウイスキーをロックで注文し、『少しずつ解ける流氷を楽しむ』のもお洒落ですね。


☆Beer & Scotch Bar THE EARTHジアス

住  所 北海道網走市南3条西2丁目5-1

電話番号 0152-43-5939

【Cocktail & Shotbar Jack Rose(ジャックローズ)】~三軒目~

網走の隠れ家BARとして、オーナーバーテンダー中山さんが一人でカウンターに立つ、知る人ぞ知るオーセンティックバー。

私おすすめのカクテル「クラシック・ソルティードッグ」は、少々の塩気とさっぱりした味が特徴で、『港町網走の潮風を感じながら』飲んでいただきたい。

そしてこちらのお店にもお宝は眠っています。

それは恐らく、日本初いや世界初かもしれない『オホーツク海の海底さらには流氷の下で、独特のゆらぎにより熟成されたお酒』を飲むことができるのです。

おすすめは「海底熟成飲み比べセット」、ノーマルのものと海底熟成したものを飲み比べできるという、何とも心躍る商品である。

▲海底に沈められフジツボをまとったボトルと、海底熟成飲み比べセット


 まろやかに・香りが・色が等々、中山さんが許可を得て海に沈めてから1年、眠りから覚めたこのお宝を人それぞれの感覚で楽しんで欲しい。そして感動と共にこう思うはずだ、『オホーツク海のゆらぎ恐るべし』と。

☆Cocktail & Shotbar Jack Rose(ジャックローズ)

住  所 北海道網走市南5条西2丁目7

電話番号 0152-44-8393

以上、三店についてご紹介させていただきましたが、まずは網走市に宿泊していただき、網走酒場をはしごしていただいて、コアな網走を思いっきり楽しんでいただけると幸いです。

もちろん今回紹介した以外にも、まだまだ沢山紹介したいお店があります。

それはまた別の機会に。

猪澤航

北海道網走市

北海道網走市出身、高卒から四半世紀近く周辺2市4町を転勤し歩き、お店も信号機も学校も無い集落を経て網走市へ戻ってきました。離れている時はあまり感じなかった地元愛が、戻ってきてみると驚くほど網走が大好きなことを再確認しました。
そんな私が、離れていたからこそ見える魅力や感動を発信していけたらと思います。