サバ缶やガスパチョ!? 暑い日じゃなくても食べたくなる、そうめんアレンジ

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日本中で雨が続いて気温も上がらず、おうちにそうめんがあるけど、ちょっと気分じゃない。

そう思っているあなたに、日本中のローカルで暮らすハツレポーターがおすすめする、そうめんの食べ方を紹介。

夏の気分が盛り上がらなくても、ちょっと食べ方を変えて、そうめんを楽しんでみませんか?

◆山形ではこれが普通!? サバ缶ぶっかけそうめん

山形県は、そうめんに「サバ缶」をかけて食べるそうです。山形県小国町では、そうめんの売り場の横にサバ缶が積んである光景が、一般的なのだとか。「サバ缶は水煮でも味噌煮でもOKです」とのこと!! サバ缶の他にも大葉やみょうがなどをお好みで足しても美味しそうですね。
(山形県小国町:阿部宣行さんの紹介)

◆蒸し暑い夏にスペインの風を感じる「ガスパチョそうめん」

スペイン南部のアンダルシア地方の夏の定番スープ、ガスパチョ。トマトとお酢でさっぱりした冷たいスープは、パンが良いとろみを生んで、そうめんのつけだれにピッタリ。冷やしパスタの感覚でいただけます。
(千葉県浦安市:笠原磨里子さんの紹介)

【つくりかた】

トマト  大3個
きゅうり 1本
フランスパン 2切れ 
(食パンなら8枚切り1枚)
にんにく 1〜2片
オリーブオイル 大さじ4
酢 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
塩 小さじ1

  1. トマトはざく切り、きゅうりは皮をむいて乱切り、にんにくはつぶす
  2. パンは水に浸して皮を取り、中身をしぼる
  3. ①②と調味料を全て入れ、ミキサーにかける
  4. 味をみて、コクが足りなければオリーブオイル、塩が足りなければ塩を足す
  5. トマトの皮と種を除くため、一度漉す
  6. 冷蔵庫で冷たく冷やす
    ☆トマトときゅうりは重量で5:1くらい
    ☆そのままスープとして飲む場合は少し水で薄めても良い
    ☆にんにく多目だとピリッと辛味が増す
    ☆浮き実にはピーマン、きゅうり、ゆで卵、トマト、玉ねぎなどを角切りにしたものがよく合う
    ☆冷蔵庫で2〜3日は保存できる

◆山形のだしを薬味に

きゅうり、なすなどの夏野菜と、青じそやみょうがを刻んで和える山形県の郷土料理「だし」は、ご飯や冷奴のお供として食べられ、そうめんとの相性も抜群。オクラや山芋など、粘りのある食材を加えてそうめんに絡めて食べるのもおすすめです! 山形でも家庭それぞれで作り方が違うという「だし」。自分だけのアレンジを試してみるのも楽しそうです。
(秋田県大仙市:天野崇子さんの紹介)

写真:山形のだし+自家製梅干し+自家製まぐろのオイル煮山形と和歌山のコラボにしてみました!
(和歌山県那智勝浦市:本舘千子さん)

◆余ったそうめんは、気分を変えてピザに

いつもそうめんは1束だとちょっと少なく、2束だと多く……。困っていたので、毎回3束茹でて、半分をピザにするという和歌山県在住の並木さん。冷めたら粉チーズと混ぜてお皿に丸くピザのように整えてラップをし冷蔵庫へ。あとは焼くだけでお手軽ランチになります。小麦粉より圧倒的にもたれなくてあっさりしているとのこと。

「この前は余っていたジャガイモを明太子と混ぜたのをのせて食べましたが、最近は庭のバジルがもさもさなので、バジルソースとベーコンとトマトです」。そうめんを余らせてしまったときにはぜひお試しを。
(和歌山県田辺市:並木真弓さんの紹介)

相沢由介

相沢由介

宮城県仙台市

第1期ハツレポーター

写真家として、地域の人々やその営みを取材。フォトドキュメンタリー雑誌「インフォーカス」を創刊し編集長を務める。イーストタイムズでは、企業のプレスリリースやPR記事、プロスポーツ選手や起業家のインタビュー記事を執筆。全国各地の自治体のブランディング・プロモーションにも力を注ぐ。