子どもたちが最新スキルとデジタルリテラシーを学ぶ。米飯加工ロボットと動画クリエイティブ教室のコラボ「SUZUMOキッズクリエイター」【東京都練馬区】

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1981年に世界初となる寿司ロボットを開発して以来、米飯加工ロボットメーカーではいまや日本を代表する鈴茂器工株式会社。

2026年7月23日、東京事業所内会議室(練馬区豊玉北2-23-2)を訪れた子どもたちを出迎えたのは、普段から飲食業界の裏方を支えている同社のロボットたち 。

小学校の児童たちを対象とした動画の撮影と編集、そしてデジタル発信までを学ぶ体験型スクール「SUZUMOキッズクリエイター2026夏 」が開催された。

小学生を対象にした最新の動画制作を学ぶスクール開催!

今回のスクールは、米飯を加工する自社製品であるロボットの魅力を、未来を担う子どもたちの「食育」を通じて、より多くの人へ発信できればという同社の思いと、「NPO法人動画の窓口クリエイティブスクール 」(代表:池上和)とのコラボにより、今年の3月に続き2回目の実現となった。

映像は人を傷つける道具では無く、人々の暮らしや気持ちを豊かにするという考えのもと、食とテクノロジーの体験を動画に撮影して正しく発信する力の育成を目指した。

夏休みとあって、当初予定していた参加人数の10人をこえ17人もの子どもたちがそれぞれのスマホやタブレットを持ち寄り参加した。

炎上しないためのデジタルリテラシーを学ぶ

「我々は子どもたちに動画を作る楽しさを教えるんですが、それよりはむしろ、配信して自分が加害者や被害者にもならない。そして、ネットで炎上しないようにいかに子どもたちを守るかが、指導するコアな部分だと考えています」

と今回、撮影の前にリテラシー講座をプログラムの冒頭に用意した意味を説明する池上さん。

実際に前回、動画編集だけではなく、作った動画を配信する際のメディアリテラシーを学ぶ講義も好評だったという。

座学に続いて、いよいよプログラムは教室指定のフリー編集ソフトを使った子どもたちの自己紹介動画の撮影と編集へ。

それぞれお互いを撮影しあう子どもたち。短時間の間にサクサクと撮影が進む。その様を見て驚かされるのは、そんな子どもたちの学習能力の高さだった。

いまさっき起動させたばかりの編集ソフトを使いこなして、あっと言う間に自己紹介動画が次々に出来上がっていく。

「編集ソフトのインストールは事前に子どもたちにはしてもらっていましたが、使うのは今日が初めてです。生まれて初めて動画編集をしたという子どもたちもいますけど、それでもあそこまで仕上がることができるんですね」

と池上さんもさすがに舌を巻く。

撮影の前に撮影テーマである鈴茂器工のロボットたちの紹介

そして撮影の前には鈴茂器工が手掛ける最新の米飯加工ロボットたちの紹介が行われた。

ここ最近は、客の目に付きにくい回転寿司屋や牛丼屋などの厨房の奥で黙々と?ひたすらご飯を握ったり茶碗に入れたりと、様々な場面で活躍している米飯加工ロボット。

例えば、握り寿司でいえばシャリ玉1時間に4800貫も握れるため、特に大型チェーン店ではほぼこの寿司ロボが活躍しており、寿司業界ではいまやロボットが握るか職人が握るかの2つとなっているほど。

特にここ最近の人材不足が問題となっている飲食業界にとっては、いまやこのロボットは無くてはならない裏方ともいえる。

さらに最近では消費者自らが、ロボットから直接サービスを受けることを前提とする場面も出始めている。そのため裏方だけでなく一般利用者の前に出て大いにアピールする機会も増えており、それにともないデザインも親しみやすさを意識されているという。

またここ最近では海外の和食ブームにも押され、同社では海外での事業展開も盛んとなり現在では90カ国以上で展開している。

今回は、寿司ロボット以外にも茶碗にふんわりとご飯を入れたり、巻く、そしてカットするといった人間の微妙な動きを再現できるロボットなど、同社のロボットたちが一堂に会したのだった。

そんな初めて目にするロボットたちを前に、子どもたちは興味深々といった様子で目を輝かせていた。各ロボットたちの文字通り流れるような動きは見ていて飽きることが無い。

途中ロボットが作る寿司やおにぎりを試食する時間も設けられ、舌を使って実体験した子どもたちは、それぞれ気になるロボットを決めると、いよいよ各自グループに分かれての撮影タイムとなった。

撮影では自分たちが気になるロボットを実際に動かし、そのご飯を加工する様子を撮影。そして続く編集の時間では、それまでの楽しい雰囲気とは一変して教室は真剣な空気に包まれ、子どもたちは自分のスマホやタブレットに黙々と向かい編集作業に没頭した。撮影が動なら、編集はまさに静の作業だ。

完成度が高めのショート動画を発表

ほどなくして完成した各作品は、今回のスクールのメインイベントとして、池上先生の寸評を交えながらの鑑賞会で披露された。どの作品もすべて文字やイラストやAI音声が駆使され、その完成度に正直驚かされた。

最後には池上先生からここまでの編集ができれば、なんでもできますと太鼓判をもらった子どもたち。これをきっかけに将来の動画クリエーターが誕生するかもしれない。

そんな子どもたちの様子を見ていて思ったのは、これからはいま以上に動画を撮影し編集する人が増えるということ。

ひょっとして電話をしたりLINEをしたりすることと同じぐらいに誰でもできる普通のことになり、大人のたしなみになっているのかもしれない。

「撮らない。回さない。投稿しない」の3無いの教え

しかも今回は撮影しているものがご飯を加工するロボットだけに、近い将来どんな時代が待っているのだろうかと、このスクールを通じて未来の日本に思いを巡らせることとなった。

やがてスクールも終盤を迎えるあたりでは、いまいちど、池上先生から子どもたちへ人の嫌がることは『撮らない。回さない。投稿しない』の3無いの教えが託された。

続いて鈴茂器工の代表からも、「この中から鈴茂器工の専属のYouTuberが出てくれることを期待します」と会場の笑いを誘う場面も。

そして最後には「子どもたちの可能性を今後も伸ばしていってください」と一緒に参加した保護者へのメッセージでスクールを締めくくった。

※写真はすべて2026年7月23日鈴茂器工株式会社提供

情報

NPO法人動画の窓口クリエイティブスクール

鈴茂器工株式会社
Web:https://www.suzumo.co.jp/
SUZUMOキッズクリエイター特設ページ: https://www.suzumo.co.jp/column/tag/SUZUMO_KidsCreator
YouTube公式チャンネル/SUZUMOキッズクリエイター再生リスト:https://youtube.com/@suzumojapanofficial5218

立花加久

立花加久

大阪府出身。都内在住。これまで週刊誌や夕刊紙を中心に、芸能、政治、居酒屋、医療、住宅、坂散歩
スピリチャルと乞われるまま、思いつくままに節操なくインタビューや取材執筆編集をしてきましたが、また新たな気分で、魅力的な人や、現場に出会えればと思っています。

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