2020年12月、和歌山県 熊野古道中辺路のスタート地点、滝尻王子の鳥居にかけるしめ縄を作り奉納しました。
限界集落だらけの山間部エリアなので、しめ縄も年々作れなくなっており、神社のしめ縄がどんどんプラスチック製のしめ縄になってしまっています。(なんとプラスチックは10年ほどもつそうです。)
この滝尻王子も2017年に鳥居にかけるしめ縄をプラスチックにするという話が出たのですが、
「まだ作れる人がいるうちに覚えるので、やらせてください!」
と言って今回で三回目。「だいぶ上手くなってきたな」とようやく言ってもらえました。
一年に一回しかできない作業なので、改善点にチャレンジするのはまた来年。「来年はもう少し太いしめ縄を作りたいね!」と言いながらも、出来上がりは年々成長を感じることができるのがうれしいです。
2020年も真新しいしめ縄が鳥居にかかり、2021年の新年を迎えることができます。