「藍の葉って食べられるの?」青森産”手摘み藍”パウダー使用!ご当地エナジーバー「AIPPLE(アイップル)」はりんごもたっぷり【青森県青森市】

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青森市で、県産の藍を使った商品などを展開する株式会社BLUE LINK PROJECTが、2023年10月17日に藍の葉パウダー入りのエナジーバーを発売しました。「染物は聞いたことがあるけど、藍の葉って食べられるの?」と思う方も多いはず。気になる新商品について、代表の福士珠美(ますみ)さんに伺ってきました!

青森の良いものぎゅっと。藍(AI)+りんご(APPLE)=「AIPPLE」

青森県産の藍の葉とりんごのパウダーのほか、デーツやレーズンなどのドライフルーツやナッツなど加えた「AIPPLE ENERGY BAR(アイップルエナジーバー)。100%天然素材でできていて、砂糖、甘味料、保存料などは一切使っていないグルテンフリーかつヴィーガンフード。

使用している藍の葉は、青森市内の休耕田で育てた無農薬のタデアイ。昨夏に手摘みしたものを使っています。「かつては薬草としても使われていた栄養豊富な藍の魅力を知って欲しいこと、コロナ禍以降に世の健康志向の高まりを感じたことが開発のきっかけ」と福士さん。

藍を使った、青森らしい、手軽に効率よく摂取できる商品を、との思いからエナジーバーの開発が始まりました。

構想から1年半!大満足な商品が完成

「どんな状況でもサッとおいしく食べて欲しいので、バータイプでしっとり食感を目指しました」という福士さん。最初は製造場所探しも難航したとか。

「素材や形状の関係で、手作業で作ってくれるところを探していました。そんな時に弘前市の洋菓子店『ボンジュール』の関浩司さんを紹介してもらい、レシピ開発と製造を相談。何度も試作を重ね、最終的には蒸すことで理想の食感と味に辿り着いたんです。販売まで1年半かかりました」と話します。

フレーバーは2種展開。

りんごの酸味とフルーツの甘み、ナッツの香ばしさや藍の苦みがバランスよく感じられる「APPLE RICH(アップルリッチ)」。

「CACAO PLUS(カカオプラス)」はカカオの風味が広がる大人な味わい。

どちらのフレーバーも「本当に砂糖を使っていないの?」と驚く甘さ。ナッツやドライフルーツがぎっしり入っていて、噛めば噛むほど素材本来の旨味が感じられ、食べ応え十分なエナジーバー。たんぱく質やミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていて、仕事の合間や登山などのアクティビティの携行食のほか、小腹が空いた時の相棒としてもぴったりです。

どちらも1袋2本入り380円(税込)。現在は、BLUE LINK PROJECTの実店舗とオンラインショップのほか、青森県内2カ所で販売中とのこと。

「商品を発売する時って、ターゲットを絞った方が良いと思うんですけど……、あえて設定せず、広くさまざまな人に食べて欲しいと思っています。もし可能であれば、青森の自然を感じられる中で、味わってほしいですね。それで青森を好きになってもらって、再訪してくれたら本当にうれしい」とほほ笑む福士さん。

福士さんの藍と青森への愛が凝縮された、栄養たっぷりなエナジーバー。ぜひチェックしてみてください。

購入可能場所

オンラインショップ

「日々藍々」
https://aomori-ai.shop-pro.jp/

実店舗

BLUE LINK PROJECT
〒030-0862 青森市古川1-18-10
11:30~18:30
火曜、祝日定休

ボンジュール弘前城東店
〒036-8093 青森県弘前市城東中央3-1-3
10:00~18:00
木曜定休

WHARF TANECHI(ワーフタネチ)
〒031-0841
青森県八戸市鮫町字棚久保14-112
9:30~16:30

【BLUE LINK PROJECT】
HP https://bluelinkproject.jp/

磯野咲

磯野咲

青森県青森市

第7期ハツレポーター

東京の編集プロダクション勤務などを経て、地域おこし協力隊として青森へUターン。暮らしの中で見つけたニュースをお届けしていきたいと思います。好物はソフトクリームと筋子。よろしくお願いします!

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