沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
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「パパのちゅるちゅるたべたい」5歳の息子さんも絶賛、とかしきまぜそば
20年前札幌市から渡嘉敷島に移住した山岡勝広(やまおか・かつひろ)さんが経営するちゅるおかや。渡嘉敷島内で、島の人たちが通うカフェでした。山岡さんは「いつかは自分で独立したい」と思い、沖縄の人に習った沖縄そばをアレンジして「とかしきまぜそば」というメニューを開発。試行錯誤でカフェの経営をしました。とかしきまぜそばには、渡嘉敷島産のまぐろジャーキーを使っています。現在ちゅるおかやは建物が老朽化したためカフェを閉店し、渡嘉敷港でお土産屋をしていますが、とかしきまぜそばの人気は健在だそうです。
渡嘉敷島のものを使い、今までにないものを作りたい
ちゅるおかやは、サーターアンダギー、沖縄そば、ちゅるおかやさんのオリジナル商品はどれも「沖縄らしい」メニューをアレンジしており、メニュー開発のきっかけを訪ねてみると、山岡さんは「渡嘉敷島のものを使い、今までにないものを作りたい」と話します。
商品写真のどれを見てもかわいらしいものばかりです。
「海だけでない渡嘉敷島」を知ってほしい
「渡嘉敷島は、海だけでなく山も魅力なんです」と山岡さん。
渡嘉敷島の山を知ってほしい、楽しんでほしいという思いから、野草をつんで、クラフトコーラをつくるワークショップを開催していて、人気になっています。
夏だけでなく、冬にも人に来てほしいと願う山岡さんの想いをきき、筆者も渡嘉敷島の今後が楽しみになりました。