自分の祖父母が作ったもち米でお菓子を作っている!300年以上の歴史を持つ和洋菓子店「うろこや」【山形県尾花沢市】

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私が取材した「うろこや総本店」は尾花沢市にある長い歴史を持つ和洋菓子店。大石田町に住む私の祖父母が作っているもち米を、材料としてお菓子を作ってもらっています。祖父母とうろこやは30年以上の長い関わりを持っているので、いろいろな話を聞いて記事にしてみたいと思いました。専務取締役の戸田香(とだかおり)さんにお話を伺いました。

「うろこや総本店」では、ケーキやシュークリームなどの洋菓子はもちろん、お餅やまんじゅう、大福やどら焼きといった和菓子も豊富です。特におすすめなのは「古代米大福」「母歌味のしらべ(もがみのしらべ)」というお菓子です!

材料へのこだわりがすごい!!

「うろこやでは安全でおいしい水を使用しています。敷地内の水道のもとに磁気活水装置JOSプラスパワーという機械が設置してあり、水の粒子をますます細かくしてよりおいしい水を使用してお菓子を作っています」卵では、「毎日使う分だけ産みたての地養卵という卵を米沢の方から仕入れてます」あんこでは、「北海道から小豆を取り入れ自分たちであんこを作っています」などといったお話を伺いました。あんこを小豆から作るお菓子屋は日本でも少ないのだそうです。そして私の祖父母が作っているもち米。農家から直々に材料を仕入れていることもこだわりの一つです!一つひとつの材料に手間をかけており、こだわりを感じられます!

1684年の江戸時代からうろこやは続いています。今の社長が17代目になります。

お菓子を売るだけでなく、「お客さんがいかに喜んでくれるか」ということを一番に考えているのだそうです。

将来について聞いたところ、「大人や子どもたちがうろこやに行きたい!と思われるようなお店づくりをしている」、「何円かお買い上げの人にガチャポンが引けるようになったり、夏になると水ヨーヨー釣りをしたり、お菓子を売るだけでなくちょっとしたワクワクも与えていきたい」とのことです。お客さんへの配慮も考えられており、とても素敵なお店です。

私が取材させていただいたのは「うろこや総本店」ですが、他にも村山駅通り前にある「ドメーヌうろこや」、河北町にある「うろこや谷地店」、西寒河江駅から徒歩10分のところにある「うろこや寒河江店」、さくらんぼ東根駅前の通りにある「うろこや東根店」といった支店もあるので、近くによった際はぜひうろこやのお菓子を買って味わってみてください!

http://www.e-urokoya.com/

店名:うろこや総本店

住所:山形県尾花沢市大字尾花沢1524

電話番号:0237-23-3111

営業時間:9時~18時30分

富田悠空さんの投稿

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「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、山形県惺山高等学校クリエティブコース3年生のデジタルコミュニケーションの授業を「ローカリティ!」を運営するイーストタイムズが担当させていただき、ワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな山形の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

その土地に、何か想いを持てば、
そこはあなたの大切なふるさとになります。

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