「お客様の思いがお店の魅力!」大正初期からみんなに愛される老舗菓子店「十五屋本店」【山形県上山市】

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山形県上山市にある十五屋本店(じゅうごやほんてん)は、「お店の魅力は店側が決めるのではなく、お客様がこの店に訪れてどう感じたのか」を一番大切にしている昔から愛されている老舗(しにせ)の菓子店です。

筆者である私が、中学生の頃に祖母がこの店のチーズケーキを買ってきてくれて、それがとてもおいしくて感動したので「十五屋本店」について詳しく知りたいと思い、取材しました。

今回は、代表取締役の松本佳子(まつもと・けいこ)さんに話を聞きました。

「十五屋本店」では、約9種類もの豊富な種類のチーズケーキを販売しています。それはお店の販売の方を担当している松本さんの息子さんが、小さい頃からチーズケーキが好きでよく食べていて、そこから工夫して提供していて、アレンジも加えていったら種類が増えていったといいます。

このお店の魅力はお客様がこの店に訪れてどう感じたのかが大切ということで、例えば「この間この店のチーズケーキを食べて、とてもおいしかったからまた来た」といったお客様の声や思いが経営する力となり、お店の魅力につながっているそうです!

大正初期から始まって、先代が昔山形にあるお菓子屋さんで修行をし、そこから自分のお店を始めようと思い、始まったとのことです。

大切にしている考え方を聞くと「あえて特に持たないようにしている」と教えて頂きました。その理由は考えを持ちすぎないことでマイペースに物事を捉えるようにしているからだそうです。

約9種類あるチーズケーキもとてもおいしいですが、他に販売されている「猫の手マドレーヌ」や「しっぽフィナンシェ」もとても可愛らしい商品です。

今回、松本さんの明るく優しい対応のおかげでとても楽しく取材をすることが出来ました。昔からみんなから愛されているのにも納得です。松本さんとの会話もとても楽しいので、もっと多くの人に十五屋本店に来店して、魅力を知ってほしいです!

情報

十五屋本店

住所:〒999-3153 山形県上山市十日町1-13
電話番号:023-672-0169
営業時間:9:00〜19:00(第1・3火曜日は定休日)

澤野井紅那さんの投稿

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「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、山形県惺山高等学校クリエティブコース3年生のデジタルコミュニケーションの授業を「ローカリティ!」を運営するイーストタイムズが担当させていただき、ワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな山形の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

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