「ピンクリボンの湯」に入って気づいた「しこり」みんなの後押しで検診へ【和歌山県和歌山市】

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花山温泉提供画像

2024年11月、私は胸にしこりを感じ、乳腺外科を受診し乳がんと診断されました。その後体験したさまざまなことを記事にします。がんになっても生き生きと暮らせる社会をめざして。

「ピンクリボン運動」がきっかけでセルフチェックを

私が胸のしこりに気づいたのは、普段からよく通っている和歌山市にある花山温泉で、温泉がピンク色に染まってたのをみたことがきっかけです。

※2023年10月の告知 花山温泉提供画像
※2023年ピンクリボン湯が開催された際の告知

花山温泉ではピンクリボン活動に参加し、ピンクリボン月間である10月に「ピンクリボンの湯」を実施しているそうです。

私は、ピンク色のお風呂に入るのは初めてでワクワクしました。

今までピンクリボン運動の存在は知っていたものの、どこか他人事に感じていました。私自身は体に不調を感じてなかったので検診も受けていませんでした。

しかしピンク色のお風呂に入ってから気持ちが変わり、胸のセルフチェックをしようかなと思い、何気なくしてみるとしこりを感じました。

職場の理解が後押しに

しこりを感じてからも「気にしすぎかもしれない」「乳腺炎かも」と思い、乳腺外科へいくことはためらっていました。

2、3週間ほどして職場の上司たちに話すと「今日行ってきなさい」と言ってもらえました。1人では行く勇気がなく、誰にも相談できなかったのでありがたい言葉でした。

上司たちのひとことのおかげでその日の昼間に乳腺外科に行き検診を受けることができました。

早めに見つかってよかった

乳がんにかかったことは悲しいことです。しかし、セルフチェックから乳腺外科へとスムーズに進めたので早めに治療できたのだと思っています。

現在、無事に手術を終え療養をしています。

検診や治療が早ければ乳がんは治る可能性が高くなります。

みなさんもぜひセルフチェックを。そして周りに悩んでる人がいたら背中を押してあげてください。

※イラストはフリー画像を使用しました

久松公代

久松公代

第5期ハツレポーター/京都府宇治市産まれ。社会福祉士。父は大阪出身、母は東京出身で子どものころから地域による言葉の違いや風習の違いを感じてきました。和歌山市に移住して18年たちます。暮らして気づく和歌山の良さを伝えて行きたいと思います。

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