「あまり有名にはなりたくない」??その理由は行けばわかる。 たこ焼きでかっ!ソース濃っ!一本160円?!安っ!山辺駅近くのたこ焼きすみどや【山形県山辺町】

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友達のおすすめでたこ焼きすみどやの従業員のリーダーである登志子(あべとしこ)さんに取材をした。

山形市山辺駅から徒歩5分もかからない場所にあるたこ焼き屋。たこ焼きを串に刺して売る独特のスタイルで人気のお店、たこ焼きすみどや。500円玉超えの直径約4cmという、一口で食べるには大きすぎるたこ焼きが3個で一本、160円で販売中!秘伝の濃いソースをこれでもかというほどかけまくり、容器からあふれるほど!しかし「あまり有名にはなりたくない」という衝撃の本音があった。

すみどやさんを語る上で大事なことは秘伝のソースだ。まず市販のたこ焼きソースとは味の濃さが違う。濃厚で、大きいたこ焼きにまとわりつくようにかかっているソースは、具沢山なのにモチモチのたこ焼きとよく合う。たこ焼きはタコはもちろん、ネギ、天かす、紅生姜など沢山の具材を、粉っぽくダマにならないよう、しっかりと混ぜられたたこ焼き液で包むことで、弾力がありモチモチとしている食感になる。ボリュームが満載で一本で満足できてしまうほど。2本目にいくのはお腹と相談しなければいけないほどの満足感。

元々はこの店舗では「ベルたこ」というお店がこの串たこ焼きをやっていた。しかし店主が高齢になり、店をたたむときに現在の事業主、奥山商店のオーナーが引き継いで今のすみどやができたそう。ソースの味も元々のベルたこさんの味を崩さないように配分を守っているのだとか。「おいしいと思ってもらいたい」と登志子さんは話してくれた。

従業員のお姉様方は毎日熱いたこ焼き器の前でくるくるとたこ焼きを焼きながら、途切れることのない山形県内外から来るお客さんとお話したりしている。

大変なことは、たこ焼き器から発せられる熱気。実際、私が店を訪れたときも、春先の少し暖かい気温なのに体中から汗がじんわりとにじむぐらいの暑さだった。登志子さんは「夏は特に地獄なの」と笑う。

少しの時間同じ場所に居ただけなのに汗が顔中に吹き出ている私は、とてもじゃないが耐えきれないと従業員の方々を尊敬した。それでも続けられている理由はお客さんの「おいしかった」や「また食べたい」、「このたこ焼きを食べに来た」という声に応えるためだそう。

「あまり有名にはなりたくない」従業員のお姉様方の切実な願いとは。

たこ焼き器の前はすさまじい熱気であふれている。春先の少し暖かい程度の気温でもたこ焼き器の前ではなすすべもなく、たとえ離れていても汗がしたたる。そして万が一にでも汗や髪の毛がたこ焼きに入らないよう、手袋をして額に手拭いを巻いている。「夏なんてとても地獄」と従業員の皆さんは口をそろえて話す。

「あまり有名になりたくない」の本音はそんなところからきている。

それでもお客さんの「おいしかった」や「また食べたい」を聞くために店内の暑さとたこ焼き器の熱気に挟まれながら営業を続けている。

「有名になりたくない」という言葉の裏にあったのは、決して後ろ向きな理由ではなく、毎日全力でお客さんと向き合っているからこその本音。 今日もあの熱気の中で、お姉様方は額の汗を拭いながら、最高の一皿を焼き続けている。「おいしかった」の笑顔を楽しみにしながら。 

本山和香葉さんの投稿

情報

住所:〒990-0301 山形県東村山郡山辺町山辺2946-3
電話番号:023-665-9909
営業時間:10時00〜17時00
定休日:毎週月曜日価格:たこ焼き一本 160円 夏限定 かき氷 250円〜 冬限定 焼きいも 150円〜
URL:https://www.sumidoya.jp

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