旧ソ連時代、一流の建築家・芸術家たちが競い合うように作り上げた地下空間。中央アジアでは初の路線だったそうで、駅ごとにさまざまな趣向が凝らされていた。
お目当てはコスモナウトラル駅のガガーリンの記念碑(下記1枚目)。
「地球は青かった」で有名だけど、宇宙兄弟を読んでから違う訳があることを知って、それからすっかりガガーリンのファンになった。
宇宙兄弟訳:
「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」
美術館みたいな駅をめぐっていると、この詩的な名言の方がしっくりくる。同時に当時の宇宙開発とは、どれだけ夢を詰め込んだものだったか。ほんの少しだけ分かった気になれる。
なんせ地下鉄の運賃は約20円。完全に分かった気には、なっちゃいけない気がする。