高野山ケーブルカーで、真言密教の聖地へむかう。いろんな感情が交錯する私だけの時間【和歌山県高野町】

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南海電鉄の高野山ケーブルカーは和歌山県高野町にある歴史ある路線で、極楽橋駅から始まり高野山駅までを結んでいます。真言密教の聖地である高野山へ至る玄関口として特別な存在となっています。

このケーブルカーに乗ると、参拝客の心を捉える瞬間が待っています。

高野山ケーブルカーは1本の長いケーブルの両端に車両が取り付けられ、片方の車両が引き上げられるともう片方が下りてくるという、井戸のつるべのような交走式という仕組みで動いているのです。

ケーブルカーの車輪に工夫があり、ポイントの切り替えがないまま双方の車輛が行き違うところは、観光客にとって特に楽しい瞬間で、皆少し座席から腰を浮かせてその様子を楽しむ光景が広がります。

雪の日は特におすすめで、ケーブルカーが一気に昇り詰める様子はとても美しく、訪れる人々に感動と神聖な体験を提供しています。

弘法大師空海の教えである「如実知自心(にょじつちじしん)」を心に留めて今日も高野山へ仕事に向かうとき、今の自分の無力さや現実への気づきに向き合うような衝動をケーブルカーが交差する瞬間に感じ、いろんな感情が交錯するのです。。

「如実知自心」とは、あるがままの自分の心を知ることが最も大事であり、自分の心を知ることは最も難しく困難なことであるということ。

いつもそんなことを考えながら、ケーブルカーが交差する瞬間を子どものように腰を浮かせ、自分の幼稚な心に気づくのです。

さて、まだまだ人生は交差する現実と夢の中。もう少し頑張ってみようと思います。

野口千惠

野口千惠

和歌山県和歌山市

第5期ハツレポーター

和歌山市生まれ、地方新聞社勤務時、まちづくりを始める。その後地方創生の会社にスカウトされる。文章でまちづくりのお手伝いをする。

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