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ササニシキ。それは「万能の米」昔から日本人が愛してきた米の味を今に映し出す
かつて食味日本一に輝いた白石市のササニシキを、市全体で盛り上げていく取り組みササニシキ復活プロジェクト「畔かえる」。その取材のために訪れた「おもしろいし市場」にて、このプロジェクトで栽培されたササニシキを購入させて頂きました。筆者はお米が大好きなのですが、特にササニシキが最も好きなお米です。
前編(https://thelocality.net/sasanishiki-azekaeru1/)に続き後編では、ササニシキの魅力とササニシキ復活プロジェクトの今後の目標をお伝えしていきたいと思います。

ササニシキ復活プロジェクト、「畔かえる」のササニシキはこちら「おもしろいし市場」にて購入させて頂きました。

ササニシキとササニシキを使ったおかゆや日本酒などの他、白石市のおいしいものがそろっていて目移りしてしまいます。レストランで提供されているご飯にもササニシキが使用されているそうです。
購入したササニシキをおかずやみそ汁と共にいただきました。
日本人が昔から愛してきた米の味を現在に伝えるかのような滋味深い味。色々な食べ方でおいしい万能の米
ササニシキは粘りは少な目、口に含むとサラリとほどけ、ほんのりした甘味が広がるお米です。様々な料理に合い、おかずの味を引き立て、なおかつ主張される味。特に魚介料理や和食にピッタリです。
また、お米の特徴から寿司のシャリとしても昔から最適な米とうたわれています。チャーハンにしてもサラリとかつふっくらとした仕上がりになります。お弁当のご飯やおにぎりにしてもさっぱりとして食べやすく、米の甘い香りと程良い歯ごたえが心地よいです。
雑炊やおかゆにしても、米のじんわりとした甘みとスッキリとした香りのバランスがよい、万能なお米だと思っております。
魚の味が際立つふっくらサラリとした感触
ササニシキのご飯にアジの干物、ピーマンとじゃこの炒め物、玉ねぎとじゃがいものみそ汁で食事をつくりました。


ふっくらとしてツヤがあり、米粒が立っています。口に頬張るとほろりとほぐれ、清涼感のある香りです。かむほどに自然な甘みがじんわりと広がり、あっさりとした食べやすい味になりました。

国産のアジの干物と一緒に食べると、パリッと香ばしい青魚特有の濃密なうまみとコクをササニシキが受け止めさっぱりと食べる事ができます。干物もご飯ももっと食べたくなる食欲をそそる組み合わせです。

ピーマンとじゃこの炒め物はごま油で炒めたのですが、じゃこの魚の味と若干のクセをゴマ油とゴマの香ばしさが包み込み、それがピーマンの甘味と苦みによく合いました。
もちろんササニシキのご飯にピッタリです。海と陸の美味を更に押し上げるササニシキの長所が生かされています。

みそ汁は仙台みそに煮干しのだし、具はじゃがいもと玉ねぎです。仙台みその鮮やかな香りとコク、さっぱりとした後口に、玉ねぎの甘みとじゃがいものほっくりとした甘味が一丸となっています。
ササニシキはこのみそ汁に自然となじんでどちらかが主張しすぎるでもなく引き立て合っていました。
肉と野菜をつなげる仙台みそのうまみとコクを包み込むササニシキの奥深さ

続いては仙台みそを使った豚肉と長ネギと舞茸のみそ炒めに、ササニシキを合わせてみましょう。

肩ロースの薄切りに仙台みそをベースにした甘辛い味のみそだれが絡んで肉とみそ、双方のコクが交わりそこに舞茸とネギが味と香りをより複雑なものにしササニシキのご飯が進みます。

魚の繊細なうまみだけでなく、肉のこってりとしたうまみも引き立て、さっぱりと食べさせてくれます。


同じく仙台みそ仕立てのみそ汁です。具材は豆腐となめこです。豆腐の柔らかさとなめこのくにゃっとした歯ごたえ、異なる食感の素材を結びつけるスッキリとしたコクと鮮やかな香りの仙台みそ。
共に宮城県が誇る食品です。ササニシキとの相性はササニシキがいかに和食によく合う米なのかを再認識させてくれました。
白石市を代表する名物のひとつへ。そして東にササニシキありとうたわれる米へもう一度
今回お話しを聞かせていただきました、ササニシキ復活プロジェクト「畔かえる」の佐久間洋光さんをはじめ、プロジェクトに携わる方々は本当にササニシキが好きだという気持ちがひしひしと伝わって来ました。
今後は白石市のササニシキをより多くの人に知っていただきたい、特に若年層のファン獲得にも力を入れていきたいとのこと。そしてブランドの確立を目指すとのことです。
白石市は白石温麺(うーめん)など後世に残していくべき名産品がいくつもありますが、そのなかのひとつにササニシキはなれる。なるべきお米だと筆者は強く感じております。
かつて東の横綱とうたわれた米。ササニシキはその復活への道を皆の力で切り開いていきます。この素晴らしい米を次の時代へと繋げていく。白石市を代表するもののひとつへ。そしてふたたび宮城県に東にササニシキ有りとうたわれる米に。
ササニシキへの深い思いを感じ取った取材でした。筆者もまたササニシキが好きなものとして共感せずにはいられません。ぜひ白石市のササニシキを食べてみてください。
情報
おもしろいし市場
住所:宮城県白石市福岡長袋八斗蒔20-1
HP:https://www.sunpark.jp/omoshiroishi
Instagram:omoshiro1019





