台湾で出会った一枚の絵。旅で続いた不思議な再会【台湾台北市/東京都台東区/栃木県宇都宮市】

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去年、友人に誘われて急きょ決まった台湾旅行。前半は友人とその娘さんと3人、後半は人生初の海外ひとり旅でした。今思い返しても、セレンディピティだらけのスーパーミラクルな旅でした。

台北の故宮博物院で、私は一枚の絵画に出会ったんです!ピアノを弾くふたりの姿を描いた、やわらかな空気をまとった作品。そのときは「優しい絵だなあ、好きだなあ」くらいの感覚でした。

ひとり旅は珍道中の連続。行き先と逆方向のバスに乗ったり(番号が同じだから、反対車線に乗っちゃった)、黄金瀑布を目指したけどたどり着かなくて、黄金神社で日本人の大学生に偶然会えて、(学会で来ていたんだって!そんなセリフを言ってみたい!笑)どんな感じなのか写真を見せてもらったり。

九州から来たご夫婦や、イケメン大学生だと思ったら国家公務員のエリートだった青年にタクシーを相乗りさせてもらったり、搭乗口変更に直前で気づいて空港を端から端まで全力疾走したり。優しい台湾の人たちに何度も助けられたり。

とにかく、人とのご縁、優しさに心があたたかくなりました。

絵との再会

帰国してしばらくたったある日、東京・上野の国立西洋美術館でオルセー美術館展が開催されているのを知りました。メインビジュアルに使われていたあのピアノの絵。「あれー?なんとなくどこかでみたことがあるなー」と強くひかれたので、観に行きたいとずっと思っていました。

そして、美術館展開催期間残り3日、きゅんパスのフリー切符で、秋田から始発の新幹線こまちで、朝から上野だ!!門前仲町とかで下町楽しもう!と出発。

のはずが、、、こまちの中で急に、きゅんぱすをフル活用したいと思い『あ、そうだ、長野行こう!』と長野へ寄り道し、善光寺を巡り、ぎりぎりの時間で上野へ向かいました。

16時頃、長蛇の列の先で再会したあの絵。やっぱり、台湾で出会ったあの絵でした!!展示空間が違うと雰囲気も変わるなあー。それでも、あの優しい空気は変わらなかったです。「また会えた!」ただそれだけで、胸がじんわり温かくなりました。

物語はまだ続く。形を変えた再会

そして、物語はまだ続くんです。その旅路の途中、宇都宮の百貨店で開かれていたチョコレートフェアで、その絵がデザインされた缶と再会してびっくり!!

姿を変えて、私が買ってくれるのを待っていたんじゃないかな?偶然が重なるともうそんなふうにも思えました!

▲私が購入したピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く娘たち》のチョコレートのパッケージ

今、私はピアノに助けられています。落ち込んだとき、いらいらしたとき、鍵盤に触れると心が整います。怒りは難しい曲に昇華され、悲しみは優しい旋律とともに涙になります。

あの絵のふたりは、なんの曲を弾いているのでしょうか。ふたりは、どんな関係なのでしょうか。ともだち同士なのでしょうか。姉妹なのでしょうか。先輩後輩なのでしょうか。いとこや親戚なのでしょうか。それともライバルでしょうか。いろいろ想像して楽しんでいます。

ピエール=オーギュスト・ルノワールが描いた〈ピアノを弾く娘たち〉というその絵。

一枚の絵との出会いが、旅を越えて、日常の私をそっと支えています。不思議なご縁は、まだ私の心の中で続いています。また会える気がする!!

笹渕雅子

笹渕雅子

あきたのいいところをみなさんに知ってもらいたいです。あきたのイメージは、、田舎、遠い、ワーストなんとかがたくさん、、といろいろと暗いイメージがありますが、実は、あきた、とってもいいところなんです。あきたの記事をたくさんの方に読んでもらって、実際にあきたに行ってみたい!と思ってもらえるように私自身も楽しみながら、レポートを書きたいです。よろしくおねがいします。

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