網走で「流氷初日」!いよいよ絶景と寒さを楽しむ流氷観光シーズン到来 【北海道網走市】

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2024年1月19日、網走に流氷が到来した(写真は昨シーズンの様子)

1月19日、網走地方気象台から「流氷初日」が発表されました。
流氷初日とは、オホーツク海の流氷を、陸上の観測地点からシーズンで初めて肉眼で確認できた日のことです。

 流氷初日を観測する観測地点からの光景(2024年1月19日)

網走市はいよいよ流氷観光のシーズン到来、天候によりますが、1月20日から、沖にある流氷を観に行くことができる、「流氷観光砕氷船おーろら」と「耐氷船おーろら3」が運航されています。

流氷の到来に合わせ、網走市内では、2月10日から11日の2日間「あばしりオホーツク流氷まつり」が開催され、氷像や雪像のほか、例年はさまざまなメニューが楽しめるキッチンカーや露店なども多数出店されます。

他にも、2月9日から10日の2日間「オホーツク網走屋台村」が開催され、そこでも、さまざまなメニューの露店が立ち並びます。中でも、ライトアップされている幻想的な氷でできた「ICEBAR(アイスバー)」では、バーテンダーが作る本格的なカクテル等を楽しむ事ができます。

2023年に開催された「オホーツク網走屋台村」での「ICEBAR」のようす

流氷で海が閉ざされても美味しい網走

実は網走では、流氷が来ると、海が閉ざされ漁ができなくなるため、網走産の新鮮な魚介類が、海明け(流氷が去る時)まで、お店に並ばなくなります。

今では冷凍技術の発達により、流氷到来期間中も居酒屋で美味しい魚介類を食べることもできますが、実は網走は、魚介類以外の料理もめちゃくちゃ美味しいんです。知る人ぞ知る網走の味覚です。

特に唐揚げが美味しいお店が多く、網走ポークを使った料理や、絶品中華を出す居酒屋、鮨屋の美味過ぎるおでん等、各店に地元民が食べているお宝料理があり、それを探るのも楽しみの一つではないでしょうか。

お酒が好きな方は、「から酒」という、日本酒用に加工したイバラガニの殻をコップに入れて旨味を抽出する熱燗が、網走の居酒屋の間では広まっていますし、流氷の下で海底熟成をしたお酒が、そっとカウンターの片隅に眠る、ロマンの塊のような隠れ家BARもあります。(気になった方は、下記の過去記事をご参照下さい)

流氷観光の後は、美味しい料理とお酒でディープな網走を楽しみませんか。

▶冬の網走の魅力

●流氷観光砕氷船おーろら
https://www.ms-aurora.com/abashiri/

●第59回あばしりオホーツク流氷まつり 2/10-2/11 
https://visit-abashiri.jp/event/b9b5c81d6a90669b636d2b1511eafef4416fbcc5.html

●第22回オホーツク網走屋台村 2/9-2/10
https://visit-abashiri.jp/event/51f235bd24d2d688e5ea2f578d1c05fd681bc7ab.html

●から酒
https://www.kara-sake.com/

●過去記事:

「鮨屋におでん⁉」美味すぎる鮨とおでんが地元で話題 老舗鮨屋の父子鷹【北海道網走市】
驚き・感動・そして出会いが眠る、酒場ではしご酒【北海道網走市】

猪澤航

猪澤航

北海道網走市

第5期ハツレポーター

北海道網走市出身、高卒から四半世紀近く周辺2市4町を転勤し歩き、お店も信号機も学校も無い集落を経て網走市へ戻ってきました。離れている時はあまり感じなかった地元愛が、戻ってきてみると驚くほど網走が大好きなことを再確認しました。
そんな私が、離れていたからこそ見える魅力や感動を発信していけたらと思います。

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