
名古屋城を望むロケーションにたたずむ「エスパシオ ナゴヤキャッスル」は、開業1周年を迎えました。 開業以来、何度も足を運び、すっかりファンになってしまった私にとっても特別なホテルです。 名古屋で暮らす日常の中に、そっと“非日常”を差し込んでくれる存在でもあります。
この節目の夜に、THE GARDEN LOUNGEでの1周年記念ディナーとジャズライブを体験しました。

目次
名古屋城を望む、唯一無二のロケーションへ

まず迎えてくれたのは、ステンドグラス製日本甲冑(かっちゅう)「豊臣秀吉」の特別展示でした(所蔵:豊國神社)。
33色・約20,000ピースのガラス片を組み上げてつくられた高さ213cmの作品で、2025年には「ステンドグラスで制作した最も大きい甲冑」としてギネス世界記録にも認定されたものです。
今回の展示は、2026年8月30日〜10月25日の期間限定で公開されています。
世界最大のステンドグラス製日本甲冑「豊臣秀吉」、2026年8月30日(日)より、エスパシオ ナゴヤキャッスル 1階にて特別展示 | エスパシオエンタープライズ株式会社のプレスリリース

ロビーの奥へ視線を向けると、もうひとつ印象的な存在が目に入ります。 ガラスの手すりと深い色合いのカーペットが美しい大階段、 そして壁一面に描かれた巨大な西陣織のアート壁画《麟鳳亀龍図》(りんぽうきりゅうず)。 立ち止まらずにはいられないほどの迫力で、見るたびに心を奪われます。
静けさと祝祭が重なる、1周年記念ディナーの夜

ディナーをいただく「THE GARDEN LOUNGE」へ向かうアプローチも印象的で、天井から下がるモロッコランプの柔らかな光に、つい見入ってしまいます。
ゴールドの天井と深いグリーンのカーペットが重なり合い、柔らかな光に包まれながら、会場へ向かう時間が心地よく感じられました。
ジャズライブが寄り添う、特別なひととき

この夜は、ディナーとともにジャズライブが開催されていました。 ワイングラスが軽く触れ合う音に重なるように、 やわらかなジャズがふわりと流れ、 料理の余韻が静かに深まっていきます。
音楽が空間に寄り添うことで、 静けさの中にそっと祝祭のきらめきが重なり、 1周年の夜は、より深い体験へと変わっていきました。
Weekend Jazz & Classic 【THE GARDEN LOUNGE】 | エスパシオ ナゴヤキャッスル
1周年記念コースに込めた、エスパシオ ナゴヤキャッスルからの感謝の思い
1周年記念ディナーは、 メインを選べるスタイルで提供されています。
前菜からデザートまで、一皿ごとに「この一年をともに歩んでくれたお客様へ」という思いがそっと宿り、季節の素材を生かした前菜、選べるメイン、祝祭の余韻を残すデザート──どの皿にも、ホテルの美学が静かに息づいていました。
THE_GARDEN_LOUNGE_1stAnniversary_Lunch_Dinner.pdf


アペタイザーは「渥美プレミアムラスサーモンのタルタル 北海道産いくらと共に」。
きめ細やかなタルタルに、いくらのつややかな粒がそっと重なり、ひと口目から心がほどけていくような一皿でした。

メインは「近江鴨胸肉の低温ロースト オレンジソース」をいただきました。
しっとりとした鴨のうまみを、オレンジの爽やかな香りが軽やかに引き立ててくれます。
食感のコントラストも心地よく、丁寧に味わいたくなる一品でした。
ホテルが紡いできた一年と、未来への思い

「エスパシオ ナゴヤキャッスルでは、開業1周年に合わせて感謝を伝えたいという思いで、いろいろな企画を行っているんですよ。」 そう教えてくださったのは、広報担当の戸谷(とや)さん。

画像:エスパシオエンタープライズ株式会社提供
レストランではアニバーサリー限定メニューや華やかなアフタヌーンティーが並び、 普段は宿泊ゲストだけが参加できる館内アートツアーも、 この期間だけレストラン利用の方に開かれています。 1階ロビーでは特別展示も行われていて、 “美食とアートで彩る感謝の2カ月”という開業1周年プログラムへの思いが自然と伝わってきました。
「おかげさまで、多くのお客さまに支えていただいて、 無事に1周年を迎えることができました」。 そう話してくださった言葉が、とても印象的でした。
「この一年、節目や人生の“ハレの日”を当ホテルでお過ごしになるお客さまの笑顔に、私どもスタッフは何度も心を動かされてまいりました。館内を彩るアートや静寂の空間、五感を満たすお料理を通じて、お客さまの記憶に刻まれるかけがえのない瞬間に立ち会えたことは、ホテルにとって大きな財産であり、私たちにとっても大切な気づきとなりました」と、続けて話してくださいました。
名古屋の文化や歴史と寄り添いながら、 “滞在そのものが人生の豊かな目的地になるホテル”を目指す姿勢は、 この1周年の夜にも自然と伝わってきました。
「エスパシオ ナゴヤキャッスルにまだ足をお運びいただいていない方にも、ぜひこの機会に訪れていただきたいです」 。その言葉に、この場所が“地域とともに育つホテル”であることを改めて感じました。

1階ロビーには、期間限定のアート作品も展示されていました。
並んでいたのは左官職人・挾土秀平(はさど・しゅうへい)さんの「月夜」「三英傑」「雪解け」「一筋の畏怖」といった左官アートの作品群。 伝統的な塗り壁技法でつくられていて、近くで見ると土の生命感がそのまま息づいているようでした。 表情の違う質感が重なり合って、ロビーの静けさの中でも圧倒的な存在感を放っています。
滞在そのものが目的地になる、唯一無二の体験でした

名古屋城を望むロケーション、 静けさと祝祭が重なるディナー、そしてそっと寄り添うジャズライブ──。
そのすべてがゆるやかにつながり、 一夜の時間が静かに線となって心に残りました。
名古屋という街の文化と、ホテルが紡いできた一年が重なるこの体験は、ほかにはない、唯一無二のものでした。 これからこのホテルが、きらびやかさだけでなく、 どんなふうに“エスパシオ ナゴヤキャッスルらしさ”を育てていくのか── その未来が楽しみで仕方ありません。
エスパシオ ナゴヤキャッスル開業1周年記念プログラム、10月1日より開催 | エスパシオエンタープライズ株式会社のプレスリリース
1st Anniversary | エスパシオ ナゴヤキャッスル
※画像:2026年10月2日 蜷川華撮影





