まちのお菓子屋さんから鎌倉を代表する洋菓子企業へ【神奈川県鎌倉市】

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〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜

 

鎌倉の老舗洋菓子店は1人の男性から始まった

鎌倉駅東口に本店を構える洋菓子店・鎌倉ニュージャーマン。

長い歴史をもつこのお店は、高野貞夫(たかの・さだお)という1人の男性から始まりました。

横浜にあったジャーマンベーカリーという洋菓子店から独立した高野さんは、1968年逗子市でお店を立ち上げたのち、鎌倉市への進出と同時に本店を移動させます。そして「新しいジャーマンベーカリーをつくりたい」という想いから、「鎌倉ニュージャーマン」が誕生しました。その後、1971年に法人化し2020年に兵庫県神戸市に本社を置く洋菓子メーカー、モロゾフの子会社となっています。

 今回お話を伺った田村徹(たむら・あきら)さんは、2007年3月に入社し、店舗での業務・店長・営業などを経験したのち、管理部に異動しました。15年もの年月を鎌倉ニュージャーマンで働く原動力になったのは、「身近に感じることのできるお客様の笑顔」だそうです。

「スイーツは日常になくてもいいものだけれど、『日々をゆたかに過ごす』意味では必要」、そう話す田村さんに、スイーツ大好きな筆者はとても共感しました。

大きな変化を受け入れながらパワーアップしていく鎌倉ニュージャーマン

 「親会社変更のあとは何から何まで変わり、大きなターニングポイントになった」と田村さんは話します。2020年4月の親会社変更後、同年10月にはリブランディングも行われました。

商品も刷新され、焼き菓子については「山桜(やまざくら)パイ」以外がすべて変わるなど、鎌倉ニュージャーマンに大きな変化が訪れます。田村さんは「鎌倉ニュージャーマンはもともと個人が立ち上げたお店だったため、まちのお菓子屋さんの空気があったが、今は『企業』になった感覚がある」とその変化を強く感じていました。

 リブランディング後に発売された商品の1つである焼き菓子「かまくらボーロ」は、田村さんのオススメでもあり、かわいい缶に入ったタイプが高い人気を集めています。なんと1ヵ月で10,000缶も売れる大ヒットを巻き起こしました。

これからも鎌倉とともに人々を笑顔にしたい、その一心で

 新商品の発売やリブランディングなどですべてが変わったかのように思われる鎌倉ニュージャーマンですが、根底にある「鎌倉の風土を愛しスイーツで笑顔をとどける」という理念はこれからも変わりません。返礼品である「かまくらカスター」は創業15周年に誕生し、今も愛され続けている看板商品です。カスタード・抹茶・チョコレートの3種類が入っています。田村さんが1番好きな味はカスタード味だそうです。

 「今後の鎌倉ニュージャーマンは、お客様だけでなく従業員にも喜びをシェアできる組織へ進化していきたい」。そう話す田村さんの声は、優しさの中に強さを感じさせるものでした。今後も、地元に愛されながら新しいファンを増やしていく鎌倉ニュージャーマンから目が離せません。

永山志穂

永山志穂

栃木県栃木市

編集部編集記者

第4期ハツレポーター/福島県の会津地方出身で、新潟大学を卒業して現在は栃木県に住んでいます!友だちをつくるために奮闘していたら、ご縁があってハツレポーターとなることができました。会社員しつつライターしたりホームページつくったりアプリをつくったりしています。栃木県の魅力度ランキングをもっともっと上げるために、たくさんのすばらしさを発信していきます!よろしくお願いします◎

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