<ヒト・モノ・コトが行きかう地域おこしを>神様も人も行き会う場づくりイベント「鹿島大神宮夏詣」【福島県郡山市】

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過ぎた半年に感謝し、1年の節目に感謝し清々しい気持ちで次も半年を平穏に過ごせるよう願う「夏詣」。福島県内では今年、過去最多の54社が行いましたが、福島県郡山市にある鹿島大神宮でも夏詣と遊び・音楽・アート・食などと融合したイベントが開催されました。

ご縁があって今回スタッフとして参加しましたので、その当日の様子を写真と一緒にお知らせします。

鹿島大神宮とは?

福島県郡山市西田町(こおりやましにしたまち)はJR郡山駅から車で約20分ほど東にある蛍が舞う自然豊かな地域。ここに鎮座する鹿島大神宮は1200年以上の歴史を持ち、御神体はなんと「ペグマタイト岩脈」(国指定記念物)という大きな岩です。この岩は、夏の太陽がさんさんと降り注いでいるにも関わらず、触るとひんやりします。

かつて神社は氏神様を中心に地域の人達が集う場所として年齢関係なく老若男女が行き交う場でした。しかし郡山も人・モノ・情報の交流を支える中核都市として発展を続けてきた結果、神社も以前の状況から変わってきました。この地域でも少子高齢化と過疎化が進むなか、またたくさんの交流が生まれてほしいという思いのもと開催されたのがこのイベント「神社で行き合おう」です。

当日限定のグルメや地域の紹介も。

イベントは鹿島大神宮の春秋のお祭りで奉納される神楽「浦安の舞」から始まりました。舞を奉納してくれたのは、6年前に地域の中学校と5つの小学校が統合して誕生した郡山市立西田学園の6年生と現在20歳になった第一期の卒業生。神楽殿には少し急な階段を上らないと来られないにも関わらず、多くの参加者が集まってきました。

巫女さんの衣装と厳かな舞を堪能した後は、御神体の前で思わず記念撮影。

子どもたちにも神社に親しんでもらえるよう、歴史に触れるコーナーとしてスタンプラリーのワークショップも開催。

なかには「ひょっとこのお面を上手に作れたよ!」と私がいる受付ブースまで見せに来てくれた子も。

西田町在住の若者を中心とした地域起こしプロジェクト「I♡NISHITA」のブースでは、町内のカフェで提供されている地元のお菓子や紅茶を特別に販売。

就職や進学で地元を離れた学生もいるなか、あえて自宅から通える範囲で進学先や職場を選ぶ若者もいるとのこと。

就職や進学で地元を離れた学生もいるなか、あえて自宅から通える範囲で進学先や職場を選ぶ若者もいるとのこと。テレビの取材クルーも来て、後日、全県に向けて放送されました。

社務所の隣では竹細工職人と一緒に、境内の竹を使ったオリジナル竹灯籠作りのワークショップも開催。作った竹灯籠は中にろうそくを入れ、雅楽とともに夜の部で披露されました。

また地域の人たちが集う神社へ

来年3月にはひょっとこのお面をつけて、西田町内のチェックポイントを時間内に周って得点を競う「西田町ひょっとこロゲイニング大会」も開催されるのだとか。七夕の短冊にも思わずスタッフも笑顔が。

グルメを味わうもよし、自然の風を感じるもよし、限定御朱印を集めるもよし。この地域イベントでは、こだわりの限定カレーやスイーツ、授与品や御朱印はもちろんのこと、この企画に関わるオーガナイザー、スタッフ、クリエイター、そして、ゲストの皆様とお話することができた時間が大切な財産となりました。

ぜひ次回は皆さんなりの楽しみ方で夏詣、そして、鹿島大神宮を満喫してみてはいかがでしょうか?

昆愛

昆愛

福島県郡山市

第4期ハツレポーター

埼玉県川越市出身。前住地は山形県鶴岡市。会社員のかたわら、地域資源の掘り起こしとその魅力発信活動に取り組む。2023年、「誰もいなくなった町。でも、ここはふるさと~原子力発電所と共存するコミュニティで“記憶”と“記録”について考える【福島県双葉郡富岡町】」で本サイトのベスト・ジャーナリズム賞を2年連続受賞、また、天文活動の報告・交流等を目的としたシンポジウムでの発表「東日本大震災における津波で被災した月待塔の追跡調査について」で渡部潤一奨励賞受賞。

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