「あくまで主役は地域の人!」観光の土台を作るまちづくり法人【沖縄県久米島町】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

一般社団法人くめじまDMOは沖縄県久米島の観光を軸とした官公庁などからの受託事業を中心に行う2020年5月に発足した地域まちづくり法人です。今回はくめじまDMOの和田ひとみさんに事業に対する思いや目指す姿について伺いました。

久米島観光の土台を担う「くめじまDMO」

一般的な観光協会は地域の観光振興を目的とした会員サービスが基本となりますが、主にくめじまDMOが行うのは観光を軸とした観光庁などからの受託事業の運営です。例えば、地域の漁協と連携をしたイベント「漁協満祭」の企画や地域のホテル・民宿の改修、地域住民と連携をしたご当地グルメの開発などを行っています。

「観光というと、PRがメインの業務と想像されるかもしれませんが、私たちが行っているのはPRよりも前段階の土台作りです。観光客が来てくださったとしても受け入れ体制や仕組みづくりができていないと満足度はあがらないと思います」

和田さんが話すように、くめじまDMOで行うのはあくまで観光の土台作り。観光客が久米島を訪れたときに存分に楽しんでもらえるような受け入れ体制や仕組みを作ることに注力しています。

「地域に住んでいる人が満足しなきゃ、観光客も満足しない」

くめじまDMOでは、事業を行っていくうえで「地域住民が主役」ということを大切にしています。「イベントや商品の開発をする上でも、地域に住んでいる方が満足していなきゃ観光客も満足しません。だからこそ、地域の人たちのことを考えながら事業運営をしています。これまで行った事業の中で特に印象深い事業としては漁協満祭です」と、和田さんは話します。

2021年から年1回開催をしている「久米島漁協満祭」は、くめじまDMOと久米島漁業協同組合が連携をして行っているイベントです。魚のつかみ取りやマグロの解体ショーなどの体験や、もずくかき揚げ、魚天ぷら、アーサ汁など、さまざまな飲食物の提供を行うイベントだそう。

「このイベントも地域住民が主役ということを意識して、漁協の方々がやりたいことや楽しめることを一緒に考え作り上げていきました。今では、DMOの手を離れ、漁協自らが中心となって開催ができています」と、和田さん。

和田さんにくめじまDMOの今後の展望についても伺うと、「久米島の課題に向き合っていきたいです。現在は、久米島の空港や港から観光地までのアクセス(二次交通)が課題のひとつだと考えています。二次交通の整備が進めば、観光客が観光地へ向かう場合の便が良くなるのはもちろんのこと、地域の高齢者の方々への移動手段としても利用ができると思います」と話します。

くめじまDMOとして、やるべきことはあくまで観光、そして地域住民の生活の土台作り。和田さんの言葉から、これからもその意識を常に持ちながら事業に取り組んでいきたいという意気込みが伝わってきました。今後のくめじまDMOの取り組みにぜひ、ご注目ください。

一般社団法人くめじまDMO

HP:https://kumejima-dmo.or.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/kumejima.dmo/

國府谷純輝

國府谷純輝

栃木県栃木市

編集部編集記者

第4期ハツレポーター/栃木県茂木町出身。2021年6月より栃木市地域おこし協力隊として栃木市の寺尾地区をメインフィールドに活動している。情報サイト「テラオノサイト」の立ち上げ・運営やYoutubeにてローカルラジオ「ラジロー」を配信するなど情報や魅力発信を行っている。趣味はキャンプとサウナ。

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