目分量で作られ口伝えで受け継がれてきた来間島伝統の飲み物「みき」。島のオバァの思いを継ぎ、伝え、広げる【沖縄県宮古島市】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。今回の投稿は、宮古島の南西約1.5 kmの太平洋上に浮かぶ来間島(くりまじま)の伝統製法で米と麦麹で発酵させた「みき」をベースとしたスムージー販売などの活動を行っている、来間島みき 砂川葉子さんの投稿です。

みきの原材料は、お米と麹だけ。生きた乳酸菌、発酵飲料です。

「みき」は、「神酒」に由来。昔から沖縄・奄美地方で豊年祭や神事の捧げものとして、親しまれてきました。元気になってほしいときに飲めるよう、家庭でも日常的に作られてきました。古くからみきは、人々の健康と幸せのそばにありました。

今日は、来間島みき継承者コースのお話しをします

ひょんなことから「みき」を受け継ぐことになって、もう何年も経っていますが。こういう投稿は未だになんとなく慣れず、ドキドキしますね。

普段のお店の投稿とは、ノリや心構えがまるで違います。
大切なことをそっと打ち明けるような気持ちで、タイプしています。

来間島みき継承者コース、というのをやっています。

私は、来間島みきを主宰していまして、みきの製造販売、みきの製法を伝授するワークショップ開催、そして「みき」やオバァに思いを寄せる仲間を作るべく、認定継承者コース、というのもやっています。

来間島みき認定継承者とは、来間島に伝わる「みき」を継ぎ、伝え、広げる者です。

現在9名の認定継承者さんと、1名が勉強中で、10名が活動をしています。

それぞれ、ワークショップを開催したり、お菓子の原料として「みき」を使ったり、活動は様々です。昨年末は、私がゲスト講師として呼ばれた東京農業大学オープンカレッジのサブ講師として入っていただいたりもしました。

彼女たちは、私にとって、本当に頼もしく、ありがたい存在です。そして、そんな仲間を少しずつ、増やしながら、「みき」を伝えて行けたらなと思っています。

ワークショップ等でも常々お話ししていることですが、私が「みき」を継ぐときに、レシピを教えてくれた人はいませんでした。もう7年、8年前になりますが。

そもそもレシピなどというものは、ありませんでした。それぞれの家庭で、口承で受け継がれ、目分量で作られてきた世界です。それを自分の島暮らしの経験と、感覚とで何度も作り、オバァたちに味見をしてもらって、そんな風に、技を極めてきました。

そんな日々が続いていたある日、私はある失敗をしそこでオバァから教わったことがあり、それが「みき」の一番の根幹である、と気付きます。

そして、そのオバァから教えてもらった大切なことを伝えたくて、ただただオバァの思いを伝えたくて、ワークショップが始まり、みきのお店が始まり、そして、1年半前から継承者コースを始めました。

そして、いま、これはまた今度話しますが、琉球弧「みき」モノガタリプロジェクト、というのも始めていまして、みきの個性と多様性を伝えて行けるような取り組みも、この継承者さんたちとやっていけたらと思っています。

先人たちが脈々と受け継いできた「みき」にいま、出会える喜びを共に分かち合えたらと思っています。

共に、伝えて行けたらと思っています。
お問合せ、お申し込みは、お気軽にDMにてお待ちしております

〇来間島みき認定継承者になるには?〇

ステップ1

来間島みきワークショップに参加
※現在オンラインまたは現地でのオーダー開催のみになります
DMでやり取りをしてお日にちなどを確定します

ステップ2

来間島みきリトリートへ参加
リトリートへの参加により、認定継承者コースへの受講資格が得られます。

まずは、現地で島の暮らし、祈り、オバァの思いに触れてこそ、だと思っております

2024年開催日程

4月10日~12日
5月 リクエスト開催
6月8日~10日
10月下旬 リクエスト開催
11月1日~3日
11月11日~13日

ステップ3

来間島みき認定継承者コース受講
講座はすべてオンラインで行います

〇来間島みき認定継承者になると、どうなる?〇

・ワークショップ開催ができます
・みきの製造販売サポートが受けれます
・サポート講師としてのお仕事(例 某大学のオープンカレッジなど)
・オンラインサロン(月1回のお話し会)
・ステップアップ講座への参加(粟みき講座・科学でつくる奄美みき講座)
・琉球弧「みき」モノガタリプロジェクトへの参加
・材料の購入などの特典あり

〇価格〇

・来間島みきワークショップ 11000円~13000円
・来間島みきリトリート 99000円
・来間島みき継承者コース 99000円

◯主宰者◯

来間島みき主宰 砂川葉子

岐阜県出身、来間島在住23年。来間島出身の男性と結婚し、島の神事に携わり始める。「みき」の作り方を受け継ぎ、みきの製造販売店を運営しながら、ワークショップや継承者コースを開催。みきを通して、島の文化の繋ぐ活動を実践中

来間島みき

https://www.miki.okinawa/

〈今回の投稿〉
https://www.instagram.com/p/C3fT1iSvkkV/?img_index=1

来間島みき 砂川葉子さんの投稿
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おきなわ離島発『私の事業は輝くお宝』

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沖縄県

沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。

この投稿は、参加事業者がみずから自身の魅力を発掘したもので、ローカリティ!編集部のサポートを経て、皆さんの心に届く『輝くお宝』にブラッシュアップしたものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

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