こんにちは。ローカリティ編集部の花谷です。
忘年会シーズンですねぇ〜!
という事でローカリティでもオンライン忘年会を12月16日開催しました。
いつもローカルの魅力を発掘発信してくれているレポーター、略して「ハツレポーター」が集まってワイワイと盛り上がりました。
主に東北と関西の人が多くて、ほぼご当地食べ物あるあるネタに。
と言いつつ私、花谷はオンライン忘年会に参加出来なかったのです。
なんですが、後から参加した方に話を聞くとあまりに面白かったので、記事にまとめさせていただきました。
東北×関西 食べ物あるある!飲みながら違いを語ってみた
雑煮に入れる餅の形が違う
東北というか、東日本と西日本では雑煮に入れる餅の形が違い、東は角餅、西は丸餅なのです。
(ちなみにこの記事を書いてる花谷は和歌山県民です)
餅の形が違うという話を聞いて私は
四角い餅入った雑煮なんて見たことないし、想像つかない!
と驚愕でしたね。
角餅ってなんか上品なイメージがあるんですよね。
丸餅の雑煮のように、ベタ〜っと溶けてしまい、もはや汁なのか餅なのかどっちか分からない状態になったりするんだろうか?
うーん想像つかないなぁ。
(と言ったら、「丸餅の雑煮の方が想像つかない!」と東日本の方から言われそうです)
と画像を探してたら
餅が四角い!!!
出汁が透明!!!
どこの県の雑煮かわかりませんが、やっぱり上品ですね。
ただ、例外もありまして
山形県の一部の地域は丸餅
東日本はほとんど角餅派なのに、山形県の庄内地方では丸餅なんだそうです。
理由は、庄内地方は江戸時代、北前船(京と日本海側各地を結ぶ交易船のこと。)で京都の文化が伝わっていたから、と言われています。
一部の限られた地域だけ丸餅ということは、境界線あたりに住んでる人は
「うちは丸餅ー」
「えーうちは角餅〜!丸なんて変やで」(やでとは言わないか)
なんて盛り上がったりするんでしょうかね。
そういや…
東北じゃないですが香川県の一部の地域ではなんと、雑煮にあんこ餅を入れるそうですよ。
あなたのお住まいの地域では雑煮に入れる餅は、丸ですか?四角ですか?それとも…?
お正月の定番「松前漬け」を関西人は知らない?!
はい、私は知りませんでした。
松前漬け?何それ?なんかの漬物かい?
って感じでした。
で、東北の方に聞いてみると、松前漬けとは数の子、スルメイカ、昆布、にんじんなどを漬け込んだ保存食で、関東ではお正月の定番料理らしいのです。
和歌山では、普通の数の子は食べるけれど、松前漬けなるものは今までお正月に出てきたことがないですね。
でも写真を見た感じ、数の子よりも具沢山でめちゃくちゃ美味しそうでした。
漬物といえばそういや、秋田の方のこんな面白いハツレポもありましたね〜。
白ネギ青ネギ論争
関西ではネギといえば青ネギ、関東、東北ではネギといえば白ネギです。
不思議ですよね。境界線はどこなんだろう。
私は関西人なので、白ネギの使い道をあまり分かっていません。
すき焼きに入れて煮込むやつ。という使い道しか知りません。
なので、宮城の方に白ネギの使い道を聞くと、鍋に入れたり、焼いて蕎麦に入れて食べたりするそうです。
焼いて蕎麦に入れる。確かにこれは美味しそうです。
だけど青ネギなら焼く手間がいらない。蕎麦を食べるためにいちいちネギを焼くのはめんどくさい。
やっぱり関西人はせっかちだから青ネギが好きなんでしょうかね。
忘年会には参加できなかったけど、後から話を聞いただけでも驚きの連続でした!
自分が当たり前と思ってた事も、他府県の方にすると「変」だったりするんですから。
それを比べる機会ってそうそうないので、貴重だなぁと思いました。
ちょっとした、ケン◯ンシ◯ー状態ですね。
ハツレポーターの方々、面白いお話をありがとうございました。
ローカリティではこれからも、沢山のローカルの魅力を発掘・発信していきたいと思います。