みなさん、こんにちは!
みちのく東北の玄関口、栃木県との県境に位置する福島県白河市。ここは福島三大ラーメンの地としても知られていますが、縁起物の「ダルマ」の産地としても有名な場所のひとつです。そこで今回、「白河だるま」をもっと知るべく、2021年”七転び八起き”の7月8日にオープンした「だるまランド」に行ってみました!
ダルマはもともと、「達磨大師」という中国の高僧が手も足もなくなるほど座禅に集中したという伝説に基づいた置物。ギロッと睨んだ目がちょっとこわい感じがします。
ダルマの中でも「白河だるま」は、白河藩主松平定信が、江戸後期の大人気絵師、谷文晁(たにぶんちょう)に考案させたのが始まりで、顔の中にツル、カメ、マツ、ウメ、タケがデザインされているのが特徴なのだそうです。
この日は毎年恒例だった「白河だるま市」に代わる「ミニだるま市」が開催されており、屋台での販売も行われていました。
だるまランドはJR白河駅から徒歩で10〜15分ほど。少し高台にある敷地からは、線路を走る列車の姿も見えます。
こちらは手も足もあるだるまさん。お目めもぱっちり入っていて、将来の視界も良好!
敷地の一角にはだるま神社があり、お参りも出来るようになっています。
施設の中では、職人がだるまの絵付けを行っているところを見学することができ、直接お話することもできます。
こちらは「東京卍リベンジャーズ」の、寅年にちなんだ寅柄のキャラクターだるま。
こちらは「ウルトラマンティガ」(左)と「ウルトラマン」(右)。
そしてこちらは「機動戦士Zガンダム」35周年を記念したコラボだるまです。
福島県民のソウルドリンク、「酪王牛乳」「酪王カフェオレ」のだるまと、赤べこも!
「アートだるま」の展示も目を引きます(非売品です)
そして、お土産が買える「物販体験場」はもともと蔵だった建物。だるまの購入はもちろんのこと、私の背丈を超える2mの巨大だるまでガチャを楽しむことができます。
ただ一言、「デカい!!」
この日は「ミニだるま市」が開催されていたこともあり、地元テレビ局が取材する姿も。
サイズは全部で18種類あり、購入しただるまは、その場で絵付けしてもらえます。
伝統産業に興味がない方でも、より取り見取りで表情豊かな白河だるまだったら愉しんでもらえるかもしれません。
ぜひ「白河だるま」を見に来てくださいね!