和歌山県串本町の「まち歩き」の様子を動画で観た。
昔は林業で栄えた町、串本町。川上から伐採された木がこの町でストックされ、流通する。そこに携わるふんどし姿の威勢のいい男達が木を陸に上げる。一仕事終えたら酒を酌み交わし騒いでいる姿が目に浮かぶ。
しかしながら、栄えた宿場町も現在は静かな住宅街となり、空き家が目立つ。また、材木が流れた川も以前に比べると汚れ、サラサラという音しか聞こえない。なんだか寂しい町だ。
僕らが子どもの頃の景色はどんなだったんだろう。野山駆け巡り、川でどんな遊びをしたのだろう。おおらかな住民はどんな生活をしていたのだろう。
故郷の思い出はどんな方にも共感を呼ぶと思うのだが。
( 中田 悦弘さんの投稿)
(写真:イーストタイムズ 佐藤元樹)
※このハツレポは「和歌山ローカル情報発信Lab.」から転載しました。