美味しさ日本一!?朝日町で山形りんごを食べるンゴ!【山形県朝日町】

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2年ほど前からインターネットで注目が高まっている山形のりんご。りんごといえば青森というイメージを持つ人もいるだろうが、山形りんごはなんと、2021年産で全国生産量第4位にランクインしている。この記 事ではそんな他県に負けない山形のりんごに迫る。

「辻野あかり」というアイドルをご存知だろうか?動画投稿サイト、ニコニコ動画で一大ブームを引き起こした「たべるんごンゴのうた」。これをきっかけに、辻野あかり、そして山形のりんごに注目が集まった。なぜここで山形のりんごが出てくるのか。それは彼女が、山形のりんごを布教するためにアイドルを始めたからである。

その熱い思いは多くの人に山形りんごの存在を植え付けた。無論私もその一人である。恥ずかしながら、この件に出会うまで山形にりんごがある事を知らなかった。そして、全国生産数が上位に入る事も。私はこの事実を更に多くの人に知ってもらいたいと感じ、この記事を書くに至った。

今回取材させて頂いたのは、山形県朝日町農林振興課の菅井元基(すがい・げんき)さん。

この朝日町は「『りんごとワインの里」』と呼ばれるほどりんごに力を入れている。 その里で生まれたりんごは、東京都の大型市場「『大田市場』」で日本一と言われたこともあるそう だ。

今回菅井さんにお聞きしたことは、山形りんごでおすすめの品種と、山形りんごを育てていく上での問題点。

まず、おすすめの品種について聞くと、「『”ふじ”』『”シナノゴールド”』がおすすめ。特にシナノゴールドは、パリッとした食感があり、糖と酸のバランスが良くおすすめしたい」と語ってくれた。

次に、これからの山形りんごの問題点についてお聞きした。

近年の高齢化によって後継者不足が大きな問題になっているようだ。この問題により、数年前まではりんごの全国生産量が全国第3位であったものが、岩手県に抜かれてしまったらしい。

しかし菅井さんは、「生産量が減ったとしてもりんごの美味しさは変わらない。これからも美味しいりんごを提供することが最も重要と考えている」との事だった。この前向きな考え方は、取材中私が最も感動した部分でもある。 

この朝日町は、明治20年(西暦1877年)からりんごの栽培を行っている。そして有名品種である「ふじ」はこの 朝日町で生まれたとの事だ。そんな先人の熱い思いを受け継いだ山形、朝日町のりんご。みなさんも一つ食べてみてはいかがだろうか?

今回の取材先

  • 朝日町農林振興課 菅井元基さん
  • 所在地 山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
  • 電話番号 0237-67-2114
  • 朝日町ホームページ https://www.town.asahi.yamagata.jp/

伊藤大智さんの投稿

惺山高等学校&ローカリティ!スクール

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「ローカリティ!スクール」は、地元を愛する全国各地の学生さんと共に「その土地をふるさとと想う人の輪」を広げていくプロジェクトです。

今回は、山形県惺山高等学校クリエティブコース3年生のデジタルコミュニケーションの授業を「ローカリティ!」を運営するイーストタイムズが担当させていただき、ワークショップを実施しました。生徒の皆さん自身が、自分の一番好きな山形の「モノ・人・場所・体験」を自ら発掘、取材をし、記事制作を行いました。

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