店員さんとの会話で元気がもらえる。男鹿の「ぶるーべりーガーデンCafe」

 

秋田県男鹿市の森の中にあるカフェで、閉店30分前に男性客が一人で来店した。

客は注文を済ませると席につく。

「急ぎ気味で、ごゆっくりお過ごしください」と店員が客に言うと、客は声を上げて笑った。

ここは「ぶるーべりーガーデンCafé 」。

その名の通り、ブルーベリーを取り扱うカフェである。

 

■農場で採れたブルーベリーを堪能できるカフェ

カフェがある「男鹿ぶるーべりーガーデン」では、約1ヘクタールに1250本ものブルーベリーの木を栽培している。その年の出来次第で、期間は異なるが、例年7月上旬から8月上旬まで、ブルーベリーの摘み取り体験もできる。

この農場では、受粉用にミツバチも飼っており、このハチの蜜を使ったラッシーは絶品である。カフェにはテラス席があり、ここで景色を見ながらとる食事は「ぶるーべりーガーデンCafe」の世界観を堪能するのにおすすめだ。

 

 

■男性一人で訪れても、居心地の良さに時間があっという間に過ぎていく

 

 

筆者はここで「チョコバナナパンケーキ」を注文した。ソースはチョコレート、トッピングにはバナナ、バニラアイス、チョコレート、ミント、ホイップクリーム、そしてブルーベリーがついていた。甘いトッピングが多いが、ブルーベリーの酸味が口の中を丁度いい甘さに変えてくれる。3枚あるパンケーキはあっという間にお腹に収まった。

「チョコバナナパンケーキ」を食べる前に筆者は写真を撮影した。見返すと元気な店員が写り込んでいた。店員は他にもいたが、皆親しみやすい。記事冒頭に登場した客はその後、「最高のやり取りでした。ごちそうさま」と話し、笑顔で帰っていった。筆者も男一人で訪れてみたが、居心地の良さを感じた。むしろゆっくり過ごすことができ、時間はあっという間に過ぎていった。

 

■社長はスキューバダイビングのベテラン

「お客様には非日常を体験してもらい」。取材に応じてくれた運営元の有限会社シートピア取締役の金坂和子さんはそう語った。

「ぶるーべりーガーデンCaf」は2017年にオープンした。男鹿ぶるーべりーガーデンを開設した時、シートピア代表の金坂芳和さんは60歳を過ぎていたという。シートピアは、男鹿ぶるーべりーガーデンの他にも、ダイビングに関する事業を行っていて、海の楽しさも教えてくれるという。

「社長は海の生き物が好きで、説明をする際は目を輝かせながら教えてくれる」と、実際にダイビングを体験した店員は力強く笑いながら教えてくれた。居心地がよく、リラックスでき、話していて楽しい店員がいる。目によいとされるブルーベリーをふんだんに使用した美味しい料理が食べられる「ぶるーべりーガーデンCaf」。

 

■挑戦する元気がもらえる山中カフェ

しかし取材を通して、新しく挑戦しようとしてくれる自分を、優しく背中を押してくれる感覚があった。「自分のやりたいことには素直で、年齢的にも疲れる場面が多いですが、本人は人生をすごく楽しんでいると思います」と和子さん。「夫(芳和さん)も25歳の時にスキューバダイビングで起業しました。なので元気な若者を応援したい気持ちがあります」と語っていた。

近くに住んでいる方には、このやさしいやさしい「ぶるーべりーガーデンCafe」を一度訪れてみることをおすすめしたい。

 

所在地:秋田県男鹿市北浦相川字神田12-3

電話番号:080-2842-1884 

メールアドレス:info@sea-topia.com

営業時間:10:00-16:00(定休日:水・木曜日)

ホームページ:http://www.sea-topia.com/blueverry/#

渡部生

第1期ハツレポーター / 秋田県大仙市

生まれは秋田県にかほ市で、仙台市の大学で建築・まちづくり・震災復興の勉強をして、社会人になってからはデザイン関係の仕事をしていました。
現在は大仙市の地域おこし協力隊を行っています。いろんなカタチで地域の魅力を発信できたらと思っています!!