未来へ続く思い出の味 ”変わらない”を守り続ける町中華「紀の川そば」【和歌山県橋本市】

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子供の頃に訪れた町中華の味を覚えていますか? 

和歌山県橋本市にも、長い間街の人々に愛される町中華屋さんがあります。

創業から半世紀、変わらない味を守り続ける「紀の川そば」で、筆者はそんな懐かしい味と再会しました。

キッチンに立っている男性  中程度の精度で自動的に生成された説明

紀の川そばの始まりは大阪の屋台。先代が橋本市でお店を構えた昭和41年以降、半世紀にわたりお店を引き継いで守ってこられた実質2代目店主の山下さん。

「ただ、先代の味をそのまま守ってきただけ」とさらっと語る言葉に〝守り続ける〟信念を感じました。

時が経てば調味料や材料自体の味も変わるし価格が高騰することもあります。その中で、同じ味を守るために、常に最良の素材探しへの挑戦と努力を怠らない。そのこだわりが〝変わらない〟につながっていくのだと筆者は確信しました。

皿の上にあるスープ  自動的に生成された説明

筆者は幼い頃「紀の川そば」で、母が好きだったちゃんぽんを一緒に食べたことがあります。かなり久しぶりに再会したちゃんぽん。野菜たっぷりの醤油ベースの味はとてもあっさりしていて、生卵とからめると一層まろやかになって細麺にもよくからみ、箸が止まらなくなりました。十分満足できる一杯でした。

「やぁっ!と気楽に毎日来てくれる、飽きのこない店でありたい」と笑顔で話す店主の言葉に、また思い出のちゃんぽんに再会するために訪れたいと思った「紀の川そば」。

未来へ続く思い出を作りに是非訪ねてみてください。

紀の川そば

所在地: 〒648-0072 和歌山県橋本市東家6丁目6−18

電話: 0736-32-1308

亀澗勝代さんの投稿

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「ローカリティ!高野山麓」は、一般社団法人高野山麓ツーリズムビューローと合同会社イーストタイムズが2023年11月23日に開催した、街の魅力を掘り起こし発信するワークショップ「ローカル魅力発掘発信ラボ in 橋本」に参加した参加者のレポート(ハツレポ)を紹介しています。このワークショップは橋本市及び高野山麓地域の知られざる魅力を、情報発信スキルを学んだ上で、e-bikeに乗りながら取材することを通じて、発掘・再発見しました。この取組みは、参加者の情報発信力を強化し、橋本市や周辺エリアの魅力を情報拡散することで、魅力に共感する地元の人々や関係人口を増やすことを目指しています。

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